マスターウォール五反田TOCショールーム プレオープン。設計士・デベロッパーのための法人向け家具拠点を徹底解説
fy7d(エフワイセブンディー)代表/遠藤義人
AKASEグループの家具ブランド MASTERWAL(マスターウォール) が、東京・五反田TOCビルに法人向けショールームをプレオープンした。本拠点は、一般来場者向けの販売空間とは一線を画し、設計士・インテリアコーディネーター・デベロッパーなど「プロ同士」が腰を据えて商談できる場として位置づけられている。展示の中心となるのは、マスターウォールを象徴するウォールナット無垢材の主力家具群。とりわけロースタイルソファ「DANISH」シリーズをはじめ、ダイニング、収納、ベッドまでを実物で体験できる構成が特徴だ。新築・大型案件が増加するいま、なぜ五反田TOCという立地で、あらためて“法人向けショールーム”を設けたのか。その狙いと空間の中身を、現地取材を通して詳しく紹介する。

マスターウォールとは? 岡山発・ウォールナット家具で築いたブランドの軌跡
若手デザイナー起用と海外ブランド連携で拡張する世界観
マスターウォールは岡山に本社を持つAKASEグループの自社ブランド。
1961年に創設され桐箪笥で名を馳せたアカセ木工が90年代に一念発起してウォールナット主体のモダンな家具づくりに励んだ成果が、一連のコレクションに繋がっている。
昨今では小林幹也や近藤俊介といった脂ののった若手デザイナーを起用したり、イタリアのGERVASONI(ジェルバゾーニ)とのコラボレーションなどを通じて、世界観を拡げている。
なぜ「五反田TOC」に法人向けショールームを設けたのか
ショールームとしては、すでに東京・銀座や青山ほか全国主要都市に直営店ほか多数のショップ・イン・ショップがある中、なぜ改めて五反田にショールームを設けたのか?
「新築需要が増えている中、この場所ではいちばん売れ筋のものや人気商品を展示し、ゆっくりとプロ対プロでお話しさせていただく場所としてオープンしました。
法人向けの商談スペースという位置づけです。
これまでは、既存のショールームにご案内しても、どうしても一般のお客様優先になってしまう。その点、この場所ならば、ゆっくりダイニングテーブルやソファで打ち合わせができますし、それが同時に製品の良さを実感していただくことにもなるのです」
主力製品を「体感」するための展示構成
たとえばLow & Comfortableがコンセプトの「DANISH SOFA(デニッシュソファ)」ひとつをとってみても、モデル毎に微妙な座り心地の違いがある。張り地の質感も、実物に触れてみなければ分からない。













設計者・デベロッパーにとっての五反田TOCショールームの価値
大型家具を慎重に選ぶための検証拠点
大型の家具はそうそう入れ替えするものでもないので、プロの視点で慎重に吟味したいところ。しかも“五反田TOC”といえば、プロの人ならすぐわかる場所。駐車場直結でアクセスもいい。
勢いに乗るマスターウォールは、今年2026年にはブランド20周年を迎える。新製品リリースはもちろん、新たな展開も予定されているという。続報を待ちたい。
[施設概要]
マスターウォール五反田TOCショールーム
東京都品川区西五反田7-22-1TOCビル4F
Open / 10:00 – 17:00(予約制)
定休日 / 水曜(年末年始・他臨時休業有り)
TEL / 0120-993-992(法人)
https://www.masterwal.jp/shop/e/esr-gtd
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fy7d(エフワイセブンディー)代表
遠藤義人
ホームシアターのある暮らしをコンサルティングするfy7d(エフワイセブンディー)代表。ホームシアター専門誌「ホームシアター/Foyer(ホワイエ)」の編集長を経て独立、住宅・インテリアとの調和も考えたオーディオビジュアル記事の編集・執筆のほか、システムプランニングも行う。「LINN the learning journey to make better sound.」(編集、ステレオサウンド)、「聞いて聞いて!音と耳のはなし」(共著、福音館書店。読書感想文全国コンクール課題図書、福祉文化財推薦作品)など。