ロボット掃除機の“居場所”とはー Dreameの最新モデル「Aqua10 Ultra Roller」が蔦屋家電+で実機展示中

オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子 

ロボット掃除機は、2000年代以降の人々の暮らしを大きく変えた家電のひとつだ。自動で部屋を巡回し、手間のかかる掃除を代行してくれる――かつて“未来の家電”だったそれは、今やすっかり市民権を得た。世界中のユニークなプロダクトを体験できる次世代型ショールーム「蔦屋家電+」(東京・二子玉川)では、クラウドファンディング開始わずか20分で1,000万円を超える支援を集めた、Dreame Technologyの最新ロボット掃除機「Aqua10 Ultra Roller」の実機が展示されている。

クラファン開始20分で1,000万円以上支援達成の注目家電

Dreame Technologyは中国発のクリーナーブランドで、2017年の創業から10年足らずで急成長してきたメーカー。日本ではまだ知る人ぞ知る段階かもしれないが、世界18カ国でロボット掃除機市場シェアNo.1を獲得した実績を持つ。 

実は今回、蔦屋家電+に展示されているAqua10 Ultra Rollerも、2025年11月7日から日本でクラウドファンディングがスタートしたのだが、なんとクラファン開始たった20分で目標金額の100万円を大幅に超え、1,000万円以上の支援を達成した。 

今どき、ロボット掃除機のハイスペックモデルは、「吸引掃除」だけでなく「拭き掃除」の機能も1台に兼ね備え、ゴミ捨ての手間を減らすダストステーション一体型の充電ドックを搭載する形に進化している。Aqua10 Ultra Rollerも、そんな高性能モデルのひとつ。 

本製品は世界初の連続洗浄式ローラーモップを採用し、掃除中にローラー全体を自動で洗浄する仕組みを備えているのが特徴。ダストステーション内には、70℃の熱風と60℃の加熱バーを組み合わせ、モップの衛生状態を保ちながら湿気の蓄積を防ぐ仕組みとしている。加えて、最大8cmの段差を越えられる折りたたみ式の脚を搭載し、最大30,000Paの吸引力に対応する。 

その価格は、クラファンの特早割33%OFFで167,366円。しかし、本当に価格に見合った性能なのかをスペック表だけで判断するのは難しい。そこで、今回のように蔦屋家電+で実機を確認できるのはとても良い機会である。購入する前に、実物のサイズ感を知っておくことは非常に重要だからだ。 

“ロボット掃除機の居場所”は、これから生まれるかもしれない

そう、現在多くの家庭において、ロボット掃除機の充電ドックを置くスペースは“なんとなく確保されている状態”だ。廊下の端、リビングの隅、コンセントの近く……ロボット掃除機に、家電としての定位置があるとは言いがたい。 

一方でAqua10 Ultra Rollerのように、高性能化すればするほどドックは一定以上のサイズ感になってくるし、給排水設備が関わるモデルも出てくる。ロボット掃除機を購入するとき、その実機を確認して、“自宅のどの場所に設置すればスマートか”をチェックしておくのは、あとで後悔しないポイントのひとつだ。 

なお、家電の設置スペースという目線で振り返ってみると、たとえば冷蔵庫は象徴的だ。かつて冷蔵庫がまだ一般家庭に普及する前、当時の日本の台所には当然ながらそれを置くためのスペースは存在しなかった。しかし、戦後の高度経済成長期に“三種の神器”と呼ばれて普及が進むにつれ、“冷蔵庫をどこに置くか”が暮らしの中で自然と固まり、いつしかキッチンの設計に冷蔵庫を設置するための壁スペースが組み込まれていったことになる。 

もしかしたらロボット掃除機も、今まさに同じ道を歩んでいる可能性があるのではないか。実際、便利な生活家電として市民権を得て、“存在感のある家電”になりつつある。そう考えると、将来的にはロボット掃除機のための専用スペース――壁面のくぼみや、給排水接続を前提とした設計が、住宅側に組み込まれてもおかしくない。冷蔵庫のためにキッチンが変わったように、ロボット掃除機の普及に伴い、家のあり方が少しずつ変わっていく……かもしれない。 

その先にあるのは、ロボット掃除機が“家の一員”として自然に存在する未来。蔦屋家電+でAqua10 Ultra Rollerを見られるこの機会は、その未来を少しだけ先取りする体験だ。気になる人は、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

関連サイト

グリーンファンディング「Aqua10 Ultra Roller」サイト

Aqua10 Ultra Roller 公式サイト

Aqua10 Ultra Roller レビュー記事

  • オーディオ&サブカルライター

    杉浦みな子

    1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://sugiuraminako.edire.co/

Related articles 関連する記事

  1. home Home
  2. INFO
  3. ロボット掃除機の“居場所”とはー Dreameの最新モデル「Aqua10 Ultra Roller」が蔦屋家電+で実機展示中