曲線も立体も自由に描く光。DNライティング「MOON LINER」が切り拓く360°フレキシブルLED照明。1月30日受注開始
fy7d(エフワイセブンディー)代表/遠藤義人
照明は、もはや「照らす装置」ではない。空間をかたちづくる“素材”としての光を、いかに自在に扱えるかが、建築・インテリア設計の質を左右する時代だ。DNライティングが2026年1月30日より受注を開始する「MOON LINER」は、360°全面発光と3Dフレキシブル構造を両立した新世代LEDモジュール。曲げる方向を意識することなく、光そのものを空間に描く——そんな照明表現を現実のものとする。
LED照明とは思えない、「光そのもの」を造形する発想
2024年11月にDNライティングの照明実験室「STUDIO E139」で行われた実機見学会で、参考出品ながら新製品に肉薄する来場者注目度ランキング2位を記録した「360°フレキシブルLED」(当時、仮称)が、遂に製品化。今年1月30日より受注を開始する。
この粒感のない柔らかな光が360全方向に広がり、縦・横の両方向に曲げることができるフレキシブルLEDモジュールは、「MOON LINER」と命名された。
これは、近年、照明を単なる明かりとしてではなく、空間デザインの要素として積極的に見せる意匠照明へのニーズが高まっていることを受けての製品化だ。







実際、設計者・デザイナーからは、直線的なライン照明に加え、曲線や立体形状を活かしたより自由度の高い照明表現を求める声が上がっており、これまでもDLライティングは縦か横いずれかの水平方向に限りRが取れる照明FXCシリーズを世に放ち、好評を得ていた。


多彩な取付オプションが支える、実装レベルでの完成度
今回の新製品「MOON LINER」では、3Dフレキシブル構造と、LEDの粒感のない360全面発光を生かすため、多彩な施工を可能にする取付オプションが用意された。
金属サドル(FXMLサドル)、吊具ワイヤー(FXML-PWD2300)、吊具(PF-PD)、フランジ、ジョイントなどを使い円形や曲線を生かした立体形状にすることで、デザイナーズマンションやホテル、商業施設といった視覚的要素の高い空間を演出できる。





意匠照明の進化を支えてきたDNライティングという存在
DNライティングは、LEDモジュールや照明器具類の製造・販売から設計施工まで行う1977年創業の照明メーカー。製品の7割は100%子会社である秋田DNライティングによる国産が占める。
もともとは蛍光灯を製造していたが、フレキシブルLEDライトをはじめ、LED時代の到来とともに多様な高品質LED照明を生み出している。最近では収納家具内部に仕込むディスプレイ照明としてのニーズも高まっている。
「フレキシブルに変化する空間」をコンセンプトにした予約制のショールームでは、什器・棚下照明、間接照明が簡易的に再現されており、明るさ・色温度・配光や、設置位置・角度をシミュレーション可能。要予約だが一般ユーザーの体験も可能とのことなのでぜひ体験を。

[施設概要]
「照明実験空間 TOKYO STUDIO E139」
東京都品川区西五反田1−3−5
TEL:03-3492-4460
営業時間:10:00 – 12:00/13:00〜17:00(予約制)
定休日:土曜日、日曜日、祝日
「照明実験空間 OSAKA Lab E135」
大阪府吹田市豊津町54−6
TEL:06-6338-1081
営業時間:10:00 – 12:00/13:00〜17:00(予約制)
定休日:土曜日、日曜日、祝日
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fy7d(エフワイセブンディー)代表
遠藤義人
ホームシアターのある暮らしをコンサルティングするfy7d(エフワイセブンディー)代表。ホームシアター専門誌「ホームシアター/Foyer(ホワイエ)」の編集長を経て独立、住宅・インテリアとの調和も考えたオーディオビジュアル記事の編集・執筆のほか、システムプランニングも行う。「LINN the learning journey to make better sound.」(編集、ステレオサウンド)、「聞いて聞いて!音と耳のはなし」(共著、福音館書店。読書感想文全国コンクール課題図書、福祉文化財推薦作品)など。