建築化照明HomeArchi「ラインライト スクエアスタイル」発売

 取材/LWL online編集部

「建築を整える」をキーワードに、建築設計の視点で本質的な美しさを追求する配線器具、照明器具などの電気設備の製品開発コンセプトに基づいて設計され、製造~施工・使用時まで環境負荷軽減に寄与する製品群「Archi Design(アーキデザイン)」からデザイン性と高い設置自由度を兼ね備えた建築化照明「ラインライト スクエアスタイル」が発売される。

4配光×4サイズで60品番、隙間1mmの埋め込み設置に対応

パナソニックは、“HomeArchi”より、建築化照明「ラインライト スクエアスタイル」を11月21日に発売する。価格は41,800円(税込)から。
配光は拡散・片面配光・両面配光・集光の4タイプ、長さはL600/L900/L1200/L1500の4サイズを用意する。

  • ラインナップ:60品番
  • 配光タイプ:拡散/片面配光/両面配光/集光
  • サイズ展開:L600/L900/L1200/L1500
  • 価格:41,800円(税込)~

「ラインライト スクエアスタイル」は、デザイン性と高い設置自由度を両立した建築化照明である。同社は、直線的でシンプルな外観により、器具本体が見える設置でも建築空間に調和すると説明している。4種類の配光を同一形状・サイズで揃え、空間内で配光が混在しても統一感を保てる点を特徴としている。

上から両面配光タイプ・片面配光タイプ・拡散タイプ・集光タイプ

本体や発光面の見え方にも配慮し、LEDの点発光によるムラを抑制した発光面を採用(※集光タイプを除く)。拡散タイプでは端から端まで均一な発光を追求し、連結設置時にも途切れの少ない光のラインを演出できる。片面配光・両面配光は造作と組み合わせず、器具単体で間接照明として壁や天井に設置する用途も想定した。

配光は、拡散が空間を広く照らす用途、集光が高天井やダークトーンの壁面演出に適するとしている。
4サイズ(約600mm/約900mm/約1,200mm/約1,500mm)を用意し、設置場所に合わせた選択や連結による長尺演出にも対応する。同一意匠で配光と長さを組み合わせられるため、プランの自由度を高める狙いだ。

拡散タイプの連結設置による光のライン演出

構造物戸の隙間がわずか1㎜で設置可能

設置面では、放熱設計と固定構造を新開発。器具内外で熱をバランス良く逃がす放熱構造と、凹凸を抑えた本体形状、ビス不要で灯具を本体取付板に固定できる方式を採用した。これにより、埋め込み時の器具側面と構造物の隙間を1mmまで許容し、狭いスペースでも施工しやすく、建築との一体感を高めている。

HomeArchi「ラインライト スクエアスタイル」製品ウェブサイト

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