艶やかな光が“静寂”を形づくる──Ambientec新作「Still」、カッシーナ・イクスシーで数量限定先行発売

 取材/LWL online編集部

ミラノの照明見本市Euroluce 2025で披露され、デザイン界の注目を集めたAmbientecの新作「Still(スティル)」が、カッシーナ・イクスシーより数量限定で先行発売された。積層ガラスが生み出す光の濃淡は建築に寄り添うアートピースのようだ。クリスタルの質感と静謐な光を併せ持つ本作は、ホリデーシーズンを飾る特別な一灯となる。

クリスタルが描く“止まった光”──Stillの美学

プロダクトデザイナー・小関隆一氏による「Still(スティル)」は、AmbientecのロングセラーXtalの美学と構造を継承しつつ、より端正なミニマリズムへと昇華した一作だ。
クリアガラスとカラーガラスを積層した二重構造は、光が屈折と反射を繰り返す“レイヤー”をつくり、空間に柔らかなグラデーションを生み出す。

アンバーの色彩は炎の余韻を思わせつつ、クリスタルガラス特有の透明感が加わることで、艶やかなのに静けさを宿す“Still=静止”の名にふさわしい光を灯す。

建築家やインテリアデザイナーが空間演出に求める「陰影の深さ」「質感のリアリティ」。その双方を備えたポータブルライトは、まさにアートと照明が溶け合う存在だ。

Still designed by Ryuichi Kozeki

カッシーナ・イクスシーが選んだ、ホリデーシーズンの特別な一灯

今回の先行販売は、ハイエンドファニチャーの象徴として知られるカッシーナ・イクスシーの世界観と、Ambientecのクラフツマンシップが合致したことによるもの。
家具と照明が空間で響き合う“ラグジュアリーな日常”を追求する同ブランドにとって、Still はまさに格好のアンサンブルといえる。

限定販売であることも相まって、“選ばれた光”としての希少性も高い。

Euroluce 2025──世界が注目した新コレクション

Stillが初披露されたのは、2025年4月のEuroluce(エウロルーチェ)。
Ambientecは“Emotion is Mobile.”をテーマに、過去最多となる4コレクションを同時発表し、国際的なメディア・バイヤーから高い評価を集めた。

照明の詩学ともいえる繊細な光表現、そして日本ブランドならではのクラフトと技術力。
その魅力を最も凝縮したプロダクトが、今回のStillである。

展示会場では、クリスタル内部の光彩がまるで“呼吸する彫刻”のようだと評され、立ち止まって眺める来場者が後を絶たなかったという。

Brand Story──水中撮影機材の技術から生まれた、異色の照明ブランド

Ambientecは水中撮影機材を源流に持つ“異色のポータブル照明ブランド”。
過酷な環境に耐える精密工学をベースに、デザイン性とクラフトを融合させ、長く愛される“本物の道具”を生み出してきた。

2021年、ミラノサローネの特別展に日本から唯一出展したことで国際的評価を確固たるものとし、以降ヨーロッパを中心に新作発表を行うグローバルブランドへと進化している。

Stillはその進化の新たな象徴であり、Ambientecの哲学がもっとも純度高く結晶化した一作といっていい。

Still(スティル) / designed by Ryuichi Kozeki

製品名Still(スティル) / designed by Ryuichi Kozeki
価格¥42,900(税込)
カラーアンバー
サイズΦ95 × H82 mm
質量780g
素材クリスタルガラス(シェード)、アルミニウム合金、シリコンゴム、ABS樹脂
光源LED(色温度 2000K)
調光3段階(LOW / MID / HIGH)
点灯時間LOW:64時間 / MID:32時間 / HIGH:16時間
充電方式USB-C(専用充電台付属)
充電時間約3時間

Ambientec

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    LWL online 編集部

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