1日の“25時間目”を作るロボット掃除機。スマートホームの未来は動き出している 

オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子 

もし、1日がもう1時間増えたら――。MOVAの新型ロボット掃除機「P50 Pro Ultra」は、その“もう1時間”を作り出す家電という触れ込みで登場した。それは、掃除という日常のルーチンや手入れをほぼ自動化することで、生活の中に新たな自由時間を生み出してくれるものだ。1日の体感時間を伸ばすスマートホームの未来、その先駆けとしてロボット掃除機が今、動き出している。

掃除の全自動化で“もう1時間”を作る 

P50 Pro Ultraは、吸引掃除と拭き掃除を両方行える、今どきの“2in1型”ロボット掃除機。吸引・水拭き・モップ洗浄・乾燥・ゴミ収集までを完全自動で行う、ダストステーション付きの高機能タイプのモデルだ。2026年2月9日(月)より、家電量販店「エディオン」やECサイトで販売を開始している。価格は129,000円(税込)。 

こういった全自動の高機能ロボット掃除機は、これからのスマートホームが目指す“ゆとりある未来の暮らし”を先取りする存在と言っても良いだろう。そのスマート機能を使うことで、“ユーザーの日常の体感時間が伸びる”という大きなメリットが期待できる。住宅や家電が生活のルーチンを肩代わりすることで、私たち人間の“自由に使える時間”が増えていくということだ。 

P50 Pro Ultraの場合、まず業界トップクラスの19,000Paの吸引力に対応するのが特徴。そして本体に搭載されたAIカメラが床の状態を解析して、粉・液体・毛など汚れの種類に応じて清掃方法を最適化する。ケーブルやおもちゃなどの障害物も自動識別し、安全に回避して掃除を行なってくれる。 

そして便利なのが、吸引したゴミの処理やモップの洗浄も自動化されていることだ。吸引したゴミは、付属のダストステーションに自動収集して75日間溜めておくことができる。モップは75℃の高温で洗浄、45℃の温風で乾燥され、洗浄液の補充も含めて自動化されている。 

つまり、ロボット掃除機自体の手入れでユーザーが手を出す必要は最小限。家の掃除にまつわるストレスを取り除き、そこに暮らす人間に時間的余裕を提供する設計は、ロボット掃除機。 

なお、P50 Pro Ultraは運用面の快適性も考慮されており、プレスリリースによれば静音モードにすると図書館レベルに騒音を抑えるという。夜間でも家族の睡眠や生活リズムを妨げず、LEDライトで暗所でも安全に清掃できるのもポイント。 

また、ペットのいる家庭で役立つ機能も備えている。優れた吸引力でペットの毛を一掃することに加えて、毛の絡まりも自動カットで防止。さらに熱水除菌によりペットの気になるニオイも除去するほか、本体のAIカメラがペットの糞も検知して自動回避することができる。このカメラ機能は、家のパトロールやペットの見守りカメラとしても役に立ち、ペットと安心して暮らせる環境を整えてくれる。

1日の体感時間を伸ばすスマートホームの未来 

ロボット掃除機は、ありとあらゆる家電の中で、“住まいの空間を認識する”という機能がいち早く実用レベルで活用された存在だ。今回のP50 Pro Ultraのような全自動タイプの高機能モデルが示すのは、掃除を任せるだけでなく、生活そのものに時間的余裕をもたらす未来像である。ロボット掃除機は単なる家電ではなく、人間の“自由に使える時間”を拡張していく。 

冒頭でお伝えした通り、1日の体感時間を伸ばすスマートホームの未来、その先駆けとしてロボット掃除機はもう、動き出している。人間が暮らす24時間を効率化するだけではなく、体感としての“25時間目”を生み出す──そんな新しいライフスタイルの一端を、私たちはもう手にできるのだ。 

  • オーディオ&サブカルライター

    杉浦みな子

    1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://sugiuraminako.edire.co/

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