ラグジュアリーな音の芸術。フェンディとデビアレの共鳴で生まれた球体スピーカー

オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子 

2026年、イタリアを代表するラグジュアリーブランド“フェンディ(FENDI)”と、フランスが誇る音響工学のリーディングカンパニー“デビアレ(DEVIALET)”が再び邂逅を果たした。誕生したのは、ポータブルスピーカー「フェンディ x デビアレ マニア ブラック&グレー」。ラグジュアリーの伝統と、未来を切り拓くテクノロジーが共鳴する限定モデルだ。

モノトーンのオブジェから音が360度に放出される

日々の暮らしを真に豊かにするのは、目に見える装飾だけではない。特に、空間の密度を決定づける“音のテクスチャー”は、我々の五感に深く響く要素だ。 

今回、フェンディとデビアレのコラボで実現したポータブルスピーカー「フェンディ x デビアレ マニア ブラック&グレー」は、まさに視覚と聴覚の両面から暮らしを彩るラグジュアリーなアイテムである。 

「フェンディ x デビアレ マニア ブラック&グレー」¥442,200(税込)

本機は、デビアレのエンジニアが設計し、2022年に高い評価を得た「デビアレ マニア(Devialet Mania)」の新バージョンに位置付けられる。なお、フェンディとデビアレは、2024-25年秋冬 メンズコレクションで初コラボレーションした際にも成功実績があり、今回で2度目のパートナーシップとなる。 

特徴は、まずその造形美だ。デビアレの球体スピーカー「Mania」が、フェンディのアイコニックな「FF」ロゴを纏い、ひとつのオブジェとして完成されている。加えて、都会的で知的な静寂を感じさせるブラック&グレーの配色。サンドブラスト仕上げのマットな質感と、モノグラム・ニットのコントラストも美しい。 

もちろん製品の真髄は、デビアレの音響技術に宿っている。「Mania」に搭載される独自技術「アクティブステレオキャリブレーション(ASC)」は、4つのマイクと内蔵インテリジェンスによって、周囲をリアルタイムでマッピングする。 

これにより、スピーカーの設置環境に合わせてシームレスに音響を適応させ、360度全方向に広がる高音質サウンドを鳴らす。30Hz~20kHzまでの幅広い音域に対応しており、深みのある低音から澄んだ高音までクリアな再生を図る1台だ。 

ラグジュアリーな音を携えるという暮らし 

もうひとつ、このスピーカーの贅沢は、そのラグジュアリーな高音質デザインを“ポータブル”で享受できる点にある。本体には人間工学に基づいたハンドルを装備し、IPX4の防滴仕様、最大10時間のワイヤレス再生機能に対応している。リビングから書斎へ、バルコニーへと、美しいのデザインと音を連れて移動できるのだ。 

家で過ごす時間の価値が問われる今、何を選び、どのような空気に包まれて生きるか。その選択の積み重ねで、“上質な暮らし”は形作られていく。そんな生活の中で、「フェンディ x デビアレ マニア ブラック&グレー」は、ラグジュアリーな音に包まれるマインドフルなひとときを提供してくれるアイテムとなるだろう。 

また、限定モデルという希少性も、所有する悦びをさらに深める。アートピースを手に入れる感覚で、この音響アイテムを暮らしに迎え入れたい。 

  • オーディオ&サブカルライター

    杉浦みな子

    1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://sugiuraminako.edire.co/

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