HIDEOのバスタブがArchiproducts Design Awards「Sustainability Award 2025」を受賞
取材/LWL online編集部
イタリアから朗報が届いた。第24回「Living Wellness in Luxury」アフタヌーンパーティの舞台を飾った〈HIDEO〉の新作バスタブ「TR-1500-E/TRONO-BIO」が、イタリア・ミラノを拠点とする国際的デザイン賞 Archiproducts Design Awards 2025 のバスルーム部門において、Sustainability Award(サステイナビリティ・アワード) を受賞した。HIDEOブランドとしては、Archiproducts Design Awards 2025での受賞は通算3度目となる。
環境意識と美学の融合 ― 「TR-1500-E/TRONO-BIO」のデザイン哲学
円形とスクエアが交錯する構造を持つTR-1500-E/TRONO-BIOは、2つの異なる入浴体験を可能にするバスタブだ。
広々とした半身浴チェアを備え、身体を支えるような優美な曲線が、リラクゼーションと節水を同時に叶える。
素材には、植物由来のバイオコンポジット Cristalplant® Biobased を採用。柔らかな肌触りと高い耐久性を両立させ、サステナブルな素材選択と造形美の調和を実現している。
この新作は、2025年ミラノデザインウィーク(フオーリサローネ) にて「HIDEO MILANO STUDIO」より発表され、すでに German Design Award 2025の「Excellent Product Design – Bath and Wellness」部門で金賞および優秀賞をダブル受賞。
世界のデザイン界から立て続けに称賛を集めている。

Archiproducts Design Awards 2025「Sustainability Award」 ― 持続可能性の美を称えて
Archiproducts Design Awards(ADA)のSustainability Award は、循環型経済とエコデザインの原則に基づき、リサイクル可能な素材や生分解性素材、低負荷生産技術、製品ライフサイクルの最適化において優れた成果を示したブランドに贈られる。
第3回を迎えた2025年度は、建築・デザイン界から選ばれた専門家による厳正な審査のもと、最優秀作品が 11月6日、ミラノ・スーパースタジオ・ピューにて発表された。
なお、受賞者に授与されたトロフィーは、建築家 ミケーレ・デ・ルッキ率いるAMDL CIRCLEスタジオがデザインし、RIVA1920 によって香り高いレバノン杉で製作されたもの。ADAロゴの六角形をモチーフに、自然素材と幾何学的造形が融合したその造形は、まさに「循環する美」の象徴である。

日本の入浴文化を世界に! HIDEOの未来への展望
HIDEOは、日本の入浴文化の持つ美学と建築的合理性を背景に、バスタブを単なる衛生設備ではなく、「住空間の構成要素」として建築的秩序に組み込まれることを前提としてデザインしている。
素材のテクスチャー、光の反射、そして人の動き―それらすべてが設計思想の一部であり、プロダクト単体ではなく「空間の呼吸」として機能する。
詳細はLWL onlineで取材したショールームの記事をご覧いただきたいが、その佇まいは、和の精神に通じる“余白”と、イタリアンモダンの精緻な構築性を併せ持ち、機能を超えた詩的な空間表現として多くの建築家やデザイナーの支持を集めている。
TR-1500-E/TRONO-BIOの日本市場での販売・受注は 2025年12月より開始予定とのこと。
ラグジュアリーとサステナビリティが共鳴する次代のバスルームデザインとして、世界的注目を集めることは間違いない。

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LWL online 編集部