マルニ木工×LE KLINT、初の展示イベントを東京で開催。家具と照明がつくる「心地よい空間」

 取材/LWL online編集部

マルニ木工とデンマークを代表する照明ブランド「LE KLINT(レ・クリント)」による初の展示イベント「レ・クリントのある暮らし maruni x LE KLINT」が、2026年10月22日(木)から11月3日(火・祝)まで、東京・東日本橋のmaruni tokyoで開催される。MARUNI COLLECTIONとLE KLINTの照明を組み合わせ、家具と光が調和する住空間を提案。10月24日には、両ブランドのクラフトマンシップをテーマとしたトークイベントと、職人によるプリーツシェード製作のデモンストレーションも行われる。

マルニ木工×LE KLINT、家具と照明がつくる「心地よい空間」

今回の展示イベントでは、LE KLINTが2026年6月に発売した新シリーズ「Kaare Klint Legacy(コーア・クリント レガシー)」や「Softly Pleated(ソフトリー プリーテッド)」をはじめとする照明と、マルニ木工の「MARUNI COLLECTION」を組み合わせて、展示する。空間のスタイリングを担当するのは、インテリアや雑貨、ファッションなど幅広い分野で活動するスタイリスト・長坂磨莉氏。

LE KLINT「Kaare Klint Legacy」を取り入れたダイニング空間
コーア・クリントと1944年発表の「モデル101」への敬意から誕生した新シリーズ「Kaare Klint Legacy」

長坂氏がリビングルームやダイニングルームを想定し、家具のフォルムや素材感と、照明によって生まれる光や陰影を組み合わせながら、両ブランドが考える住まいの風景を表現する。実際の暮らしに近い空間の中で両者の関係性を体験できる。

マルニ木工では2026年6月からLE KLINT製品の取り扱いをスタートしており、今回のイベントは両ブランドによる初の試みとなる。

2つのブランドが語る家具と照明のクラフトマンシップ

10月24日(土)には、クラフトマンシップをテーマとした特別企画も開催。

トークイベントには、マルニ木工 代表取締役社長の山中洋氏と、LE KLINTのクリエイティブ・マネージャーであるアイサ・ドーン・ホワイト・イェンセン氏が登壇。ファシリテーターを、デジタルメディア「Design Angle」編集長の木熊太郎氏が務める。

マルニ木工 代表取締役社長 山中洋氏
マルニ木工 代表取締役社長 山中洋氏
LE KLINT クリエイティブ・マネージャー アイサ・ドーン・ホワイト・イェンセン氏
LE KLINT クリエイティブ・マネージャーのアイサ・ドーン・ホワイト・イェンセン氏
Design Angle編集長 木熊太郎氏
トークイベントのファシリテーターを務めるDesign Angle編集長の木熊太郎氏

1928年の創業以来、木製家具づくりに取り組んできたマルニ木工と、1943年の創業以来、デンマークで職人による照明製造を続けてきたLE KLINT。それぞれのブランドが培ってきたものづくりの技術や思想について語られる予定だ。

マルニ木工は「工芸の工業化」を掲げ、職人による手仕事と精密な機械加工を融合させながら家具づくりを続けてきた。一方のLE KLINTでは、ブランドを象徴するプリーツシェードを現在も職人が手作業で製作している。

国やプロダクトのカテゴリーは異なるが、工芸性と量産性、伝統と現代の暮らしをどのように両立させるかという点で、両ブランドのものづくりには共通する姿勢が見えてくる。

LE KLINTの職人がプリーツシェードを折り上げる

トークイベント終了後には、LE KLINTの職人によるデモンストレーションも実施される。

LE KLINTを象徴するプリーツシェードを、1枚のプラスチックシートから職人が実際に折り上げていく工程を披露する。

LE KLINTの職人によるプリーツシェード製作の手仕事
1枚のシートを職人の手で折り上げて生み出される、LE KLINTを象徴するプリーツシェード

LE KLINTのプリーツシェードのルーツは、1901年にデンマークの建築家P.V.イェンセン=クリントが、日本の折り紙に着想を得て、オイルランプの光を調整するためのシェードを制作したことに遡る。規則的な「折り」によって生まれる柔らかな光と陰影は、その後もLE KLINTを象徴するデザインとして受け継がれてきた。

完成品だけでは見えにくい、デザインを支える職人技そのものを間近で見ることのできる機会となる。

「Kaare Klint Legacy」「Softly Pleated」など新シリーズも展示

展示商品のひとつ「Kaare Klint Legacy」は、「デンマークモダン家具デザインの父」とも称される建築家・デザイナー、コーア・クリントと、1944年に発表されたLE KLINTの「モデル101」への敬意から誕生したシリーズである。

また、展示商品のひとつである「Softly Pleated」は、LE KLINTとのコラボレーション30周年を迎えたデザイナー、フィリップ・ブロ・ルドゥヴィセンが手がけるシリーズ。シェードにフェルト素材を採用。ブランドを象徴するプリーツという要素を継承しながら、新たな表情を持たせている。

LE KLINT「Softly Pleated」のペンダントライト
フェルト素材のシェードにブランドを象徴するプリーツを取り入れた「Softly Pleated」

木という素材を精緻に加工して家具へと昇華するマルニ木工と、折りによって光をデザインするLE KLINT。

家具と照明を空間の中で組み合わせることで、素材、造形、光、そして職人の手仕事がどのように住まいの心地よさにつながっていくのか。その関係を体感できる展示となりそうだ。

レ・クリントのある暮らし maruni x LE KLINT 開催概要

  • 会場:maruni tokyo
  • 住所:東京都中央区東日本橋3-6-13
  • 会期:2026年10月22日(木)〜11月3日(火・祝)
  • ※平日の火・水曜を除く
  • 営業時間:平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00
  • 特別企画
  • 日時:2026年10月24日(土)14:00〜
  • 会場:maruni tokyo
  • 内容:クラフトマンシップをテーマとしたトークイベント&デモンストレーション
  • 登壇:
  • 山中 洋氏(株式会社マルニ木工 代表取締役社長)
  • アイサ・D・W・イェンセン氏(LE KLINT クリエイティブ・マネージャー)
  • ファシリテーター:
  • 木熊太郎氏(Design Angle編集長)
  • 定員:30名
  • 参加費:無料
  • 参加方法:事前申込制・先着順
  • 事前申込のうえ参加した来場者には、LE KLINTオリジナルサコッシュがプレゼントされる。

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