JALラウンジの香りを自宅で。檜や柚子のアロマがリードディフューザーに
取材/LWL online編集部
日本航空(JAL)の国内ラウンジで2013年から親しまれてきた「JALオリジナルラウンジアロマ」が、自宅で楽しめるリードディフューザーとして登場した。香りの開発を手がけるプロモツールが製品化し、檜や白檀などが香る「MORNING」と、柚子やヒバ、ラベンダーなどを組み合わせた「EVENING」の2種類を展開。旅の記憶と結びついたラウンジの香りを日常の住まいへ。五感を通じて空間体験を豊かにする、新たなインテリアの楽しみ方を提案する。
2013年からJALラウンジを彩る「MORNING」と「EVENING」
ラグジュアリーホテルや空港ラウンジなどでは、照明、音楽、インテリアと並び、「香り」が空間の印象を形づくる重要な要素となっている。
JALの国内ラウンジで2013年から採用されている「JALオリジナルラウンジアロマ」も、その代表的な事例のひとつだ。
檜やヒバ、柚子など、日本らしい植物由来の精油をベースに調香されたオリジナルアロマは、ラウンジを訪れる利用者を迎え、出発前のひとときに、落ち着きと上質さをもたらしてきた。
香りは「MORNING」と「EVENING」の2種類。
「MORNING」は、檜や白檀が織りなす爽やかで清々しい香り。朝の目覚めや、一日の始まりにふさわしい印象に仕上げられている。
一方の「EVENING」は、柚子やヒバ、ラベンダーなどを組み合わせた香り。夜のくつろぎの時間に寄り添う穏やかな香りが特徴だ。
これらの香りは、これまでもアロマオイルやアロマストーン、ミストなどの商品として販売されてきた。今回新たに登場したリードディフューザーは、特別な機器を用いず、スティックを挿して置くだけで香りを楽しめる製品となる。
JALラウンジの香りを住宅向けに再設計。調香師・渡辺武志氏が監修
今回の製品化を手がけたのはホテルや商業施設などの香りによる空間演出を展開するプロモツール。同社香り技術研究所所長であり、マスター調香師の渡辺武志氏が監修を担当した。
住宅空間での使用を前提にラウンジの香りを再設計した。
空港ラウンジのように専用の芳香設備を用いる空間と、スティックによって自然に香りを拡散させる住宅とでは、香りの広がり方が異なる。
そこで、ラウンジで親しまれてきた香りの印象を保ちながら、香料の揮発速度や濃度のバランスを調整。温度や湿度による変化も考慮し、穏やかに香りが広がるよう設計したという。
内容量は60mlで、芳香期間は約1か月。電源や火を使わないため、リビングルームや寝室、書斎など、暮らしのさまざまな場所に取り入れやすい。
価格は各6,380円(税込)。2026年9月28日からJAL公式ショッピングサイト「JAL Mall」などで予約受付を開始している。
香りは「目に見えないインテリア」。旅の記憶を住空間へ
ホテルのロビーやラウンジで、かつて訪れた場所を思い出させる香りに出会った経験はあるだろう。
香りは空間の印象やそこで過ごした体験の記憶と深く結びつく感覚のひとつである。
近年、ラグジュアリーホテルなどで導入が進む「香りのブランディング」も、こうした嗅覚と記憶の関係を活用したものだ。空間ごとに固有の香りを設計することで、視覚的なデザインだけでは伝えきれないブランドの世界観を表現している。
そして、この考え方は住宅にも通じる。照明が時間帯によって空間の表情を変え、音楽が暮らしの情緒を豊かにするように、香りもまた、住まいの居心地を形づくる目に見えないインテリアのひとつである。
今回の「JALオリジナルラウンジアロマ」は、旅の記憶と結びついた香りを自宅へ持ち帰るという提案であると同時に、五感を通じて住空間をデザインすることの可能性を感じさせる製品でもある。
家具や照明だけでは完成しない、空間の心地よさ。日常の住まいにどのような香りを取り入れるかもまた、これからのインテリアを考えるうえで興味深い視点となりそうだ。
製品概要|価格・容量・販売情報
- 商品名:JALオリジナル ラウンジアロマ リードディフューザー
- 香り:MORNING/EVENING
- 価格:各6,380円(税込)
- 内容量:60ml
- 芳香期間:約1か月(使用環境により異なる)
- 付属品:リードスティック4本
- 販売:JALショッピング JAL Mall店など

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取材
LWL online 編集部