Roche Bobois「SPEED UP」が誕生20周年。Sacha Lakicが再解釈した新作を東京・大阪で展示
取材/LWL online編集部
フランス発のラグジュアリーインテリアブランド、Roche Bobois(ロッシュ ボボア)は、Sacha Lakic(サシャ・ラキック)が手がける「SPEED UP」コレクションの誕生20周年を記念し、新作アイテムの販売を開始した。
現在、Roche Bobois TOKYOではダイニングテーブルとアームチェアを、Roche Bobois OSAKAではダイニングテーブルを展示している。
Roche Boboisは、1960年にパリで創業したフランスのラグジュアリーインテリアブランド。ブランドの根底にあるのは、フランスのライフスタイルを象徴する『Art de vivre(暮らしの芸術)』という考え方だ。家具を単なる生活道具としてではなく、空間に美意識をもたらすアートピースとして捉える姿勢は、同ブランドのコレクション全体に通底している。
現在、Roche Boboisは世界60カ国以上で展開。国際的なデザイナーやファッションブランドとのコラボレーションを重ねながら、春夏/秋冬の年2回、新たなコレクションを発表している。コンテンポラリーな造形と、ヨーロッパの伝統的なものづくり。その両者を往還する姿勢こそ、Roche Boboisらしいラグジュアリーのあり方といえる。
速度の記憶を家具のフォルムへ。Sacha Lakicによる「SPEED UP」
「SPEED UP」コレクションを手がけるSacha Lakicは、1964年セルビア生まれのデザイナー。自動車やモーターサイクルの世界にも深く関わり、近未来的なデザイン、流線的なフォルム、スピード感を宿した造形で知られている。Sacha Lakicのデザインは、ダイナミックでありながら、しなやかさを備えている。空間の中に置かれた静物でありながら、いまにも動き出しそうな気配を帯びる。
「SPEED UP」は、そうしたSacha Lakicの感性を象徴するコレクションのひとつである。大胆なフォルム、艶やかな素材感、流れるようなライン。そこには、速度そのものを家具の造形へと翻訳するような試みがある。家具でありながら、彫刻であり、同時に動きの一瞬を封じ込めたオブジェでもある。

20周年を機に再解釈されたダイニングテーブルとアームチェア
今回発表された新作では、SPEED UPコレクションの誕生20周年を記念し、Sacha Lakicが同コレクションを現代的に再解釈した。
ダイニングテーブル「SPEED UP」は、流動性とバランスを体現するデザインが特長であり、中央に配されたベースは、スリムでありながら力強いラインを描き、天板を支える構造体であると同時に、視覚的な重心をつくり出す。静止した家具でありながら、その姿には物質が流れ、ねじれ、次の瞬間へ向かって動き出すような緊張感がある。
アームチェア「SPEED UP」もまた、空力的なフォルムによってスピードと動きを想起させるデザインとなっている。有機的なラインが身体を包み込み、彫刻的な存在感と、日常の中で使う家具としての柔らかさを両立させている。
暮らしの中にアートを取り入れるというRoche Boboisの思想は、このコレクションにおいても表れている。
Roche Bobois TOKYO/OSAKAで展示中
新作アイテムは、Roche Bobois TOKYOおよびRoche Bobois OSAKAにて展示中。Roche Bobois TOKYOではダイニングテーブルとアームチェアを、Roche Bobois OSAKAではダイニングテーブルを実際に確認できる。
展示情報
Roche Bobois TOKYO
- 東京都渋谷区神宮前3-35-1 CORTIS神宮前 1F/2F
展示アイテム:ダイニングテーブル、アームチェア
Roche Bobois OSAKA
- 大阪府大阪市中央区北浜3-6-22 淀屋橋ステーションワン 1F
展示アイテム:ダイニングテーブル
関連サイト
https://www.roche-bobois.com/en-JP/product/speed-up-oval-dining-table/C1786558257.html
-
-
取材
LWL online 編集部