“食の多様化”が進む時代の高級トースター。新世代「BALMUDA The Toaster」が寄り添う食卓のひととき

オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子 

2015年、「感動のトースト」という謳い文句とともに登場した「BALMUDA The Toaster」。スチームと緻密な温度制御により、いつものパンを格別な一品へと昇華させる技術で日本のプレミアム家電市場を切り拓く象徴的な存在になったこの名作トースターは、発売から11年目を迎えた今年、初のフルリニューアルを果たした。

大ヒットトースター、11年目に初フルリニューアル 

バルミューダ株式会社の大ヒット製品であるトースター「BALMUDA The Toaster」「BALMUDA The Toaster Pro」がフルリニューアルし、9月29日(火)より発売を開始した。 

スタンダードモデル「BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ・トースター)」(39,600円・税込)
上位モデル「BALMUDA The Toaster Pro(バルミューダ ザ・トースター プロ)」(46,200円・税込)

天面の給水口から5ccの水を加えてトーストする独自のスチームテクノロジーはもちろんそのままに、今回バルミューダが目を向けたのは、単なる機能のアップデートにとどまらない。多様化する現代の「食のスタイル」や、世界の豊かなパン文化を家庭のテーブルで慈しむ、そんなライフスタイルの提案だ。

世界のパン文化と出会う「3つの新モード」 

バルミューダのトースターは、多くのベーカリーやシェフ、料理家といった食のプロフェッショナルとの対話を通じて、スチームで焼き上げるトーストの味わいを磨き上げてきた。現在、プロとともに提案してきたレシピは90を超える。 

今回のリニューアルでは、長年愛されてきたトーストやチーズトーストを焼き上げた際の美味しさをそのまま継承しながら、新たに3つのモードが加わった。 

1. 【サワードゥモード】本格ハード系パンと豊かな晩酌のひととき 

小麦と水から育む発酵種を用い、特有の酸味と密度をもつ「サワードゥ」。近年日本でもよく親しまれるようになっている、いわゆるハード系のパンだが、一般的な食パンとは異なる繊細な焼き加減が求められる。 

新搭載の「サワードゥモード」は、短いスチームでパンの表面を水分の膜で覆って素早く加熱し、中の水分を閉じ込める。そして上下のヒーターを通常より強くすることで、中はモチッとした食感を残したまま、表面を一気にこんがり焼き上げる仕組み。

カリッとモチッと美味しさが引き出された本格的なハード系パンは、具材を挟んでブランチにしたり、晩酌時にワインやチーズと合わせてもぴったり。 

なお、この技術の背景にあるのは、バルミューダのアメリカ進出で培われた「ゴールデントーストモード」の開発経験だった。現地で愛されるパンの個性を探求し続けた知見が、日本の食卓で味わえる美味しさの幅をさらに広げているというわけだ。 

2. 【ベーカリーモード】街のお気に入りパン屋さんの味を再現 

2つ目は「ベーカリーモード」。クロワッサンやバゲットをはじめ、惣菜パンや菓子パンまで、ベーカリーで購入した多様なパンをリベイクするために開発されたモードだ。

従来モデルに搭載されていた「フランスパンモード」「クロワッサンモード」で磨かれた上下ヒーターの加熱時間と仕上げの温度制御を調整し、両者をひとつのモードに統合した。クロワッサンやフランスパン、惣菜パン、菓子パンなど、さまざまなパンの温め直しに対応する。朝の忙しい時間でもモード選びに迷うことなく、美味しい食感と香りを楽しめる。 

3. 【スチームデリモード】ヘルシーで上質な“中食”の贅沢 

そして3つ目が、下ヒーターで食材の中心までじっくり温めた後、上ヒーターで表面をパリッと仕上げる「スチームデリモード」。いわゆるお惣菜の温め直しモードとなる。既存モデル「ReBaker」で培った揚げものの温め直し技術を、スチームテクノロジーと組み合わせて発展させた。 

下ヒーターで食材をしっかりと温めた後、上ヒーターで表面を仕上げることで、揚げものやデリを中まで熱々に温めながら、表面はサクッとした食感に。バルミューダならではのスチーム効果により余分な油分を低減しながら、香り高く仕上げられることも特長だ。

揚げ物はサクッと軽やかに、グリルチキンや焼き鳥はジューシーに。デパ地下やデリでテイクアウトしたメニューも、さらに美味しく味わえる。 

さらに、上位モデル「BALMUDA The Toaster Pro」には、上ヒーターの火力で短時間に表面へ美しい焼き目をつける「サラマンダーモード」も搭載。トースターを調理に活用する人には嬉しい便利機能となる。 

空間に馴染む美学と、世界観を体感する期間限定イベント 

11年前に「BALMUDA The Toaster」が登場したとき、インテリアに美しく溶け込むシンプルなデザインも大きなインパクトを与えた。その美学は最新世代にもしっかり引き継がれ、内部のテクノロジーは進化しつつもひと目見て「バルミューダだ」とわかる意匠は健在である。 

本体カラーは定番のブラックとホワイトに加え、ブランドショップ限定カラーとして「BALMUDA The Toaster」には上質なグレー、「BALMUDA The Toaster Pro」には重厚感のあるブラック×クロームがラインナップされた。 

また、今回のフルリニューアルを記念し、東京・青山のフラッグシップショップ「BALMUDA The Store Aoyama」にて体験イベント「The New Taste」が開催される。期間は2026年9月29日(火)〜 10月12日(月)。

イベント概要

現地の1階では開発ストーリーや貴重な試作機の特別展示、無料試食コーナーが設けられ、2階では人気ベーカリーのサワードゥを満喫できるセットや、各地のパンをリベイクして楽しむ特別体験メニュー(有料)を楽しむことができる。 

日常のひと皿を、さらに贅沢に 

朝食の香ばしいトーストから、夜のワインに合わせるサワードゥや温かいデリまで。1台のトースターがもたらすのは、単に調理の手間を省く機能だけではなく、暮らしの時間を満たす豊かさだ。進化を遂げた「BALMUDA The Toaster」で、食卓に新しい彩りを添えてみてはいかがだろうか。 

【製品概要】 
BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ・トースター) 価格:39,600円(税込) 
BALMUDA The Toaster Pro(バルミューダ ザ・トースター プロ) 価格:46,200円(税込) 
発売日: 2026年9月29日(火) 
※限定カラー(グレー/ブラック×クローム)は2026年10月8日(木)発売予定 

BALMUDA公式サイト

  • オーディオ&サブカルライター

    杉浦みな子

    1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://foriio.com/minako-sugiura

Related articles 関連する記事

  1. home Home
  2. EVENT
  3. “食の多様化”が進む時代の高級トースター。新世代「BALMUDA The Toaster」が寄り添う食卓のひととき