スマートホームインテグレーター、コンフォースがショールーム刷新、Lutron HomeWorksとCrestronを実装

fy7d(エフワイセブンディー)代表/遠藤義人 

ホームシアター工房名古屋(コンフォース)がショールームをリニューアルオープンした。テレビと100インチスクリーンを使い分けるリビングシアターを核に、Lutron HomeWorksによる照明・電動カーテン制御、Crestronによるホームオートメーションを統合。AVの体験にとどまらず、光・映像・音・住設が連動する、洗練された住空間を実感できる場へと生まれ変わっている。

顔認証から始まる、名古屋ショールームのスマートホーム体験

地下鉄桜通線吹上駅から徒歩5分。行き慣れたビルの5階は従前と同じロケーションだが、エレベーターの扉が開くと、以前とまったく異なる設えが現れる。スマートインターホン「Akubox(アキュボックス)」が壁付けされており、顔認証で入室が許される仕掛けだ。

「顔認証でガチャッと解錠され扉を開くと、カーテンが開いて照明が点き、BGMが流れる…そんなイメージです」(ホームシアター工房内 ホームオートメーション事業部、コンフォース株式会社代表の前野憲一さん)

コンフォース株式会社の代表、前野憲一さん

Lutron HomeWorksとCrestronが支えるホームオートメーションの実像

それに続いて案内される内容は、予約したお客さん次第だ。

「ホームシアターの導入を検討されるお客様には、iPadで操作しながら、テレビとスクリーンの映像をイマーシブサウンドでご体験いただきます。一方、スマートホームにご興味があるお客様には、iPadやiPhoneなどを使い、ワンタッチで照明とカーテンが連動して光環境を制御するLutron『HomeWorks(ホームワークス)』の洗練された動作や、クレストロンのホームオートメーションシステムによるスマートロック(電子錠)やホームシアターとの連動といった一連のシーンチェンジを、実演を交えつつ説明させていただきます。新しいショールームでは、この、住宅全体を制御するスマートホームについて、実際にご体感いただきながら説明できるようになったメリットが大きいですね」

100インチスクリーンと65インチディスプレイの2ウェイホームシアターとそれに伴う照明制御(調光)を体験
調色も可能
Lutronの自動調光バックライトが美しいキーパッド「Palladiom(パラディウム)」を壁付け
Lutron「HomeWorks」の操作画面
Lutron「HomeWorks」の操作画面
Lutron「HomeWorks」の操作画面
Lutron「HomeWorks」の操作画面
クレストロンホームオートメーションの操作画面
クレストロンホームオートメーションの操作画面
クレストロンホームオートメーションの操作画面
クレストロンホームオートメーションの操作画面

壁掛けテレビを超えるリビングシアター演出に貢献するマジックミラー「GLAS LUCE(グラスルーチェ)」

空間全体がよりラグジュアリーになったのは、テレビの代わりにマジックミラー「GLAS LUCE(グラスルーチェ)」が収まったのも大きい。

「65インチの映像が映っていないとき、グラスルーチェは鏡となって反射します。逆に言えば、グラスルーチェできちんと映像を観たいときは、映り込みを防ぐために照明を部分的に落としたり、光漏れのない電動カーテン『Sivoia(シヴォイア)』を閉じるといった調光と連動させるシーンを作ります」

Lutronの電動ロールカーテン「Sivoia」は、モーターの動作音がほとんどなく、カーテンの裾も揃って上下するので美しい
ホームシアターのサウンドシステムは、KEFの埋め込みスピーカーを中心にした7.1.2構成。ちなみに、ダイニングやキッチンを想定した2chスピーカーも天井に埋め込まれており、Zone2再生が可能
プロジェクター投写時は、100インチのスクリーンがグラスルーチェの前に降りてくる
プロジェクターVictor「DLA-Z5」は、投写時だけ天井からせり出してくる「昇降機」に取り付け
部屋のフロント両サイドにはスピーカーケーブルの引き出し口があり、ECLIPSEなどの置き型スピーカーを接続しての試聴も可能

「ホームシアター工房」から快適な住空間をトータル提案する「コンフォース」へ

名古屋でここまでホームシアターにホームオートメーションを組み合わせた本格的なショールームはほぼ皆無だ。

照明・窓廻りといった光制御を司るLutron「HomeWorks」のほか、オーディオビジュアルシステム、電気錠、電動シャッター、空調、床暖、給湯まで、クレストロンのホームオートメーションを組み合わせることで、洗練されたホームオートメーションシステムが完成する。この両者の連携には苦労したのだそう。

「リノベーションにはほぼ1ヶ月掛かりました。お客さまのお宅に実際にインストールする場合も、その程度の期間を頂戴することになるでしょう」

建築家・デベロッパーにも開かれる、名古屋の新たな体験拠点

今回、スマートホームに振り切って勝負に出たコンフォースの前野さん。最後に力強く語った。

「かねてから念願だったスマートホームを主体としたショールームがようやくできあがりました。これから実際に使ってみて、お客様の反応も見ながらプログラムもより洗練させていきます。今後は、一般のお客様のみならず、ハウスメーカーさんやデベロッパー、設計事務所の方々と、インテリア勉強会の場として活用していきます。期待していてください」

バックヤードにはLutron HomeWorksやクレストロンホームオートメーションのプロセッサやインターフェイス、モジュール類、ヤマハのAVアンプ「RX-A8A」やApple TV、Blu-rayレコーダーなどを配置
ショールーム間取り

[施設概要]

コンフォース株式会社ホームオートメーション事業部
〒464-0858 愛知県名古屋市千種区千種3丁⽬35番8号HP吹上ビル5F(ホームシアター⼯房内)
営業時間:10:00〜18:00(⽔曜定休)
TEL:052-880-9996
https://comforce.jp

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  • fy7d(エフワイセブンディー)代表

    遠藤義人

    ホームシアターのある暮らしをコンサルティングするfy7d(エフワイセブンディー)代表。ホームシアター専門誌「ホームシアター/Foyer(ホワイエ)」の編集長を経て独立、住宅・インテリアとの調和も考えたオーディオビジュアル記事の編集・執筆のほか、システムプランニングも行う。「LINN the learning journey to make better sound.」(編集、ステレオサウンド)、「聞いて聞いて!音と耳のはなし」(共著、福音館書店。読書感想文全国コンクール課題図書、福祉文化財推薦作品)など。

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