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「LG OLED evo AI G6」が変えるリビングの風景。インテリアデザイナーと映像評論家が語る、有機ELテレビとインテリアの新しい関係

 

テレビを選ぶとき、画質や音質、価格、サイズといったスペックは大切な基準になる。しかしテレビは、リビングや寝室など、住空間の中心に長く置かれるプロダクトでもある。フレームの存在感、壁掛けした際の壁面からの出幅、露出するケーブルは、映像を見ているときだけでなく、電源を切っている時間にも空間の印象を左右する。

今回は、インテリアデザイナーとして活躍する一級建築士で統括デザイナーの町田瑞穂ドロテア氏と、オーディオ・ビジュアル評論家でVGP副審査委員長を務める鴻池賢三氏が、LG OLED evo AI G6(以下G6と表記)を前に対談した。

町田氏はLGのテレビを実際の住宅に数多く導入してきた建築家・インテリアデザイナーであり、鴻池氏はLGの有機ELテレビを市場導入初期から評価してきた映像の専門家だ。LWL onlineでは、町田氏の空間づくりの視点を軸に、G6の高画質が住まいの心地よさとどう結びつくのかを考えていく。

町田瑞穂ドロテア氏

一級建築士/インテリアデザイナー/ストレスアナリスト
スイス生まれ。武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部建築学科卒業。国内住宅メーカーや米国の設計事務所RTKL Internationalに勤務し、2000年に帰国。町田ひろ子アカデミーで教育、商品企画、インテリアデザインに携わる。英国KLC School of Designでインテリアデザインとデコレーションのディプロマを取得。現在はnat株式会社のCDO(最高デザイン責任者)として、空間設計事業とインテリアデザインブランド「青山スタイル」を統括。海外で培った感性と日本の住文化への理解を生かし、住まい手の価値観や五感に寄り添う空間づくりを提案する。LWL onlineでは連載「住まいの詩学」を執筆。

鴻池賢三氏

オーディオ・ビジュアル評論家/VGP審査副委員長
オンキヨーの商品企画部、米国シリコンバレーのマルチメディア向け半導体スタートアップ企業を経て独立。映像・音響機器の技術動向や製品評価に精通し、専門誌、ウェブメディア、テレビなどで幅広く情報を発信する。米ISF認定映像エンジニア、米THX認定ホームシアターデザイナーの資格を持ち、ディスプレイの測定・評価、画質調整(キャリブレーション)からホームシアターの空間設計まで幅広く手がける。企業の商品企画コンサルティングにも携わり、技術的な精度と暮らしの中での使いやすさを両立する視点から製品を解説する。国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」では審査副委員長とライフスタイル分科会座長を務める

G6とは? 薄型・高画質と目への配慮を両立した4K有機ELテレビ

舞台は東京・京橋にあるLGエレクトロニクス・ジャパンのショールーム。当日、壁掛けされた97V型のG6「OLED97G6PJA」を見た町田氏は、正面から斜め、さらに真横へと位置を変えながら画面を確かめ、「こんなに薄いんですね」と驚きの声を上げた。そこから話題は、壁面への納まり、明るいLDKでの映像、視聴距離、配線、そしてテレビを見ていない時間の使い方へと広がっていった。

対談に先立ち、今回取り上げる「G6」シリーズを紹介しておきたい。G6は、LGが2026年に展開するプレミアム4K有機ELテレビで、55、65、77、83、97V型をラインアップ。映像と音声を最適化する最新のAIプロセッサー「Alpha 11 AI Processor 4K Gen3」を搭載する。55~83V型では「Brightness Booster Ultra」とプライマリーRGBタンデム構造によって明部の輝きと色の純度を高め、97V型には「Brightness Booster」を採用した。

有機ELならではの深々とした漆黒の表現に加えて、映り込みを抑えつつ鮮明さを保つ低反射性能も確保している。
さらに、壁面にすっきりと納められる「One Wall Design」や、アート作品・アンビエント動画などを表示できる「LG Gallery+」にも対応している。
また、眼科医の医学的助言を受ける機関である「Eyesafe」の基準に基づく「Eyesafe RPF 40」「Eyesafe CPF 60」の認証を取得し、ブルーライトへの配慮が評価されている。加えて、ULの「Low Blue Light Hardware Solution Platinum」「Flicker Free Display」の認証も取得している。

画質と空間への調和にとどまらず、長い時間を過ごすリビングにふさわしい光のあり方も追求したシリーズである。

壁掛けテレビをインテリアに溶け込ませる。G6の薄さと美しい納まり

町田 お客様からテレビのメーカーや機種を指定されることがありますが、LGは画質のよさと薄さを理由に選ばれることが多いと感じています。設計者として気になるのは、テレビを正面から見た姿だけではありません。部屋へ入った瞬間や廊下を通るとき、扉の脇にあるテレビの側面がどう見えるかです。壁から大きく出ていると、それだけで圧迫感や事故の原因のもとになります。

鴻池 壁掛け対応でも、金具を含めると壁からかなり張り出すテレビはあります。このG6は専用金具で壁面へ寄せるOne Wall Designを採用し、細いベゼルと合わせて、テレビという箱の存在感を抑えています。正面では映像に集中しやすく、横から見ても壁の一部として整いやすい設計になっています。

町田 テレビが薄いと設置できる壁の選択肢が増えます。テレビ自体が薄くなることで、テレビボードの奥行きも、収納する機器に必要な寸法を中心に考えて設計できるようになります。背面の配線も整理しやすくなり、テレビと家具、そして壁面がより一体感のある美しい空間をつくれることも魅力ですね。

鴻池 画質の面でも、壁との一体感は意味があります。G6は有機ELなので、黒い部分の画素を消灯できます。暗い映像と周囲の壁の境界が見えにくくなれば、画面の四角を意識せず、映像の奥へ入りやすくなります。薄さはインテリアのためだけでなく、没入感を高める要素でもあるのです。

町田 テレビを置く背面の壁の仕上げも一緒に考えたいですね。暗い色なら画面の黒と境界を消しやすいですが、明るいリビングで無理に壁を暗くする必要はありません。塗装や素材と画面の艶を見比べ、周囲に残す余白や壁材の割付まで含めて画面中心を決めると、一枚の絵のように整います。

鴻池 G6の画面は映り込みを抑えながら、映像の艶を保っています。壁材との組み合わせを考えるときも、単純に黒い長方形を置くのではなく、表示される色や光まで含めて壁面をデザインできますね。

97V型の「LG OLED evo AI G6」を前に、住空間と映像の関係を考える。建築家・インテリアデザイナーの町田瑞穂ドロテア氏(左)と、オーディオ・ビジュアル評論家の鴻池賢三氏

明るいリビングでも深い黒と豊かな色彩を。進化した有機ELテレビの高画質と低反射性能

町田 あまりにも薄いので最初は薄さに目を奪われましたが、正面から見ると映像も以前より明るく、クリアになっています。G6の明るさは、実際の住まいではどのように効くのでしょうか。

鴻池 G6は映像処理と光の制御によって、必要な部分の明るさを引き出すことができます。画面全体をむやみに明るくするのではなく、黒を沈めたまま太陽や照明、水面の反射を強く出せます。どちらから光が当たり、素材がどう照らされているかがはっきりわかるので、映像に奥行きと実在感が生まれます。

町田 インテリアでも、光の方向がわかると壁や家具の素材感が立ち上がります。画面の中で同じことが起きるから、映像が窓の向こうの景色に近づくのですね。

鴻池 そうです。しかも有機ELは画素ごとに発光を制御するので、暗い部分が黒いままで液晶のように白っぽくならず、その隣で小さな光を輝かせられます。G6のHyper Radiant Colorテクノロジーは、明るさ、黒、色、低反射を総合して高める考え方です。高画質は映画ファンだけのものではなく、風景や人物を自然に感じられることとして、誰にでも伝わります。

町田 素材感まで伝わると、映像は空間の雰囲気にも影響しますね。木や布のやわらかさ、金属やガラスの硬さが見分けられると、画面の光が単なる明るい面ではなくなります。インテリアの色や質感と映像が響き合えば、テレビを照明や窓に近い存在として考えられます。

鴻池 G6のAI HDRリマスターは、普段見るテレビ放送などのSDR映像にも滑らかな階調とメリハリある画質を与えます。高品質なデモ映像だけでなく、放送や昔のコンテンツでも、明暗や色の表現を最適化して質感を感じ取りやすくする。日常の映像が自然に見えることは、住空間で使う時間の長いテレビほど重要です。

町田 住まいでは、映画を見る人のためだけに照明を消すことができません。LDKならキッチンで作業する人もいますし、ペンダントライトやスタンドライトを使いたいこともあります。そうした光が画面へ映り込むと、映像を楽しんでいる人の集中を途切れさせます。

鴻池 映り込みは、映像の上に重なるノイズです。暗い映画で白い壁や照明が映ると、その明るさが画面の黒の基準になり、それより暗い情報が見えなくなります。G6は艶や色を保ちながら反射を抑えている。明るい部屋でも暗部の情報を追いやすいので、家族が同じLDKで別々のことをしていても映像へ集中しやすくなります。

町田 低反射は画質のためであると同時に、照明や家具の選択を過度に制限しないための性能でもあるのですね。画面が大きくなるほど映り込む面積も増えるので、空間を提案する側にとって重要です。

鴻池 もちろん窓からの直射光をカーテンで調整したり、強い光源を画面正面から外したりする工夫は有効です。そのうえでG6の低反射があれば、照明を暗室に寄せなくても深い黒と色を楽しめます。テレビ側と照明側が役割を分け合うことで、LDK全体の自由度が上がります。

映り込みと映像の見え方を示す比較イメージ。反射を抑えながら黒や色の鮮明さを保つことが、明るいリビングでの見やすさにつながる

目への優しさもテレビ選びの新基準に。ブルーライトへの配慮と心地よい視聴環境

編集部 G6にはブルーライトをカットする機能もありますが、こちらについてはいかがでしょうか?

町田 私はもともと目があまり強くなく、長くモニターを見ていると疲れを感じやすいんです。パソコンを使うときはブルーライトをカットする眼鏡をかけることもありますが、眼鏡をかけ続けるのは煩わしい。テレビ自体が光の質に配慮しているのはありがたいですね。

鴻池 僕も実は強い光が苦手です。目の疲れ方や、まぶしさの感じ方には大きな個人差があります。G6は明るいハイライトを表現できるテレビですが、それは常に画面全体を最大輝度で見るという意味ではありません。部屋の明るさや視聴する人に合わせて画質を調整しながら、必要な光だけをしっかり出せることが大切です。

町田 お客様へテレビを提案するときも、画質や薄さだけでなく、どれくらいの時間見るのか、光に敏感な方やお子さん、高齢の方がいるのかまで伺いたいですね。ブルーライトを含む光への配慮がなされているのであれば、長く過ごすリビングにも提案しやすいと感じます。

G6を含むLGの2026年有機ELテレビは、ブルーライトへの配慮を示す「Eyesafe RPF 40」と「Eyesafe CPF 60」の認証を取得している。RPFは目への影響が懸念される波長帯のブルーライト、CPFは体内時計(概日リズム)に関係する波長帯のブルーライトに着目した指標だ。LGの公式製品ページによると、CPF 60では可視光全域(380~780nm)で評価した概日リズム刺激量(ΔCI)を18%低減し、概日リズム保護性能60%以上を達成している。加えて、ULの「Low Blue Light Hardware Solution Platinum」と「Flicker Free Display」の認証も取得。ブルーライトと画面のちらつきを抑えながら、高い色再現性を維持することに配慮している。
もっとも、これらはディスプレイの光学特性を評価する認証であり、眼精疲労の軽減や睡眠の改善といった医療的効果を保証するものではない。心地よく映像を楽しむには、こうした光の特性に加え、室内照明、画面の明るさ、視聴距離を一人ひとりに合わせることも大切になる。

家族が日々過ごす空間に置くテレビだからこそ、画質に加えて光への配慮にも目を向けたい。写真は視聴シーンのイメージ

大画面テレビの最適な視聴距離とは? 家具配置と壁面設計から考えるサイズ選び

町田 最近は大画面を望むお客様が増えています。ただ、テレビを優先して壁の周囲を何も置かない空間にすると、暮らす人によっては寂しく感じます。本やオブジェを飾る余白も残しながら、映像へ集中できるサイズをどう考えればよいでしょうか。

鴻池 4Kは近づいても画素が見えにくいため、技術上は近距離で大画面を楽しめます。しかし、動きの多い映像では疲れたり、映像酔いを感じたりする人もいます。映画館で前方を選ぶ人と後方を選ぶ人がいるように、心地よい視野の広さは一人ひとり違います。普段の位置だけでなく、必要なときに少し下がれる余裕を残すとよいでしょう。

町田 映画を見る夜と、朝にニュースを流す時間でも印象が違いますね。サイズを決める前に、何を見るか、誰がどこへ座るか、キッチンやダイニングからも見るかを聞く必要がありますね。

鴻池 視聴位置が複数あるような広いリビングでは、有機ELの広い視野角も生きます。斜めから見ても色やコントラストの変化が少ないので、テレビ正面のソファだけを特等席にしなくてよくなる。G6は55~97V型まで選べますから、最大サイズを先に決めるのではなく、壁面と視聴距離、見る内容から逆算できます。

町田 壁掛けにするなら、サイズと同時に施工も決めておきたいです。機器をテレビボードへ納めるのか、隣室や壁面収納へ集めるのかまで先に決めれば、薄さを最後まで生かせます。テレビ単体ではなく、視聴位置、家具、配線、音を一つの計画として扱うことが大切ですね。

鴻池 音も没入感の一部です。G6はDolby Atmosに対応し、映像の位置と音の方向が合うように楽しめます。外部のサウンドバーやAVシステムを組み合わせる場合も、画面と音が別々の場所から出ているように感じない配置を考えたい。壁面計画の初期から音まで含めれば、見た目を整えながら体験も高められます。

テレビのサイズは、ソファの位置や壁面の余白と合わせて考える。家族がどこで、どのように見るかを起点にしたリビングのイメージ

テレビを見ていない時間も美しく。LG Gallery+ が広げるアートと空間演出の可能性

町田 大画面になるほど、電源を切っている時間の黒い面積も大きくなります。以前は壁を暗くしたり、周囲の素材を合わせたりして、黒い長方形だけが浮かないように考えてきました。けれど、風景やアートを表示できるのならば、テレビを別の媒体として扱えます。

鴻池 G6ではアート作品やアンビエント動画を表示できます。有機ELは必要な画素だけが発光するので、夜景や暖炉、花火のような映像なら、黒の中で光だけが浮かび、壁面の間接照明のようにも見えます。高いコントラストは映画のためだけでなく、空間演出にも使えます。

町田 昼は風景を映して窓のように見せ、夕方は穏やかな光、夜は小さな光だけが浮かぶ映像に変える。壁材やカーテン、ラグの色、照明の色温度に合わせて選べば、時間帯によって壁面の役割を変えられますね。

鴻池 G6は環境光に合わせて画面の明るさを調整できます。Gallery+ を楽しむ際にも、部屋の光とのバランスを考えられますね。もちろんコンテンツや機能には利用条件がありますが、テレビを見ない時間も、G6の明るさ、黒、色を空間のために使えるという発想です。

町田 窓の外の景色のような映像に、天気や時間、音まで連動したら面白いと思います。高気密住宅は静かで快適な一方、雨や街の営みが聞こえず、寂しさを感じる人もいます。映像と音が、外の気配を届けるもう一つの窓になる可能性があります。

鴻池 映画や放送を見る装置という枠を越え、景色、音楽、運動やウェルビーイングのコンテンツを共有する場所にもなります。大画面が暮らしの邪魔にならず、必要なときに体験の中心になる。G6の薄さと画質が、その切り替えを自然にしています。

家族それぞれの心地よさに応える。AIが叶えるパーソナルな映像体験

町田 私は光に敏感で、明るい映像が苦手です。映像は年齢によって見え方も変わりますし、家族で同じテレビを使っても、スポーツを明るく見たい人と、映画を落ち着いた画調で見たい人がいます。

鴻池 テレビには音量ボタンがあり、誰もがその場で上げ下げします。明るさや画質も、本来はそれくらい好みが違うものです。G6のAI Picture Wizardは提示される画像から好みを選ぶことで家族一人ひとりのアカウントにあわせた好みの画質を提案してくれます。AI Voice IDでは話しかけた人に合わせてアカウントや設定を呼び出せます。一つの画調へ固定せず、家族それぞれの心地よさのために使えます。

町田 全員を同じ状態へそろえるのではなく、それぞれが無理なく選べる余地をつくる。それは住まいの設計にも通じます。低反射で部屋の条件にも対応しやすいからこそ、個人の好みを受け止められますね。

好みの画像を選び、自分に合う画質を見つける「AI Picture Wizard」のイメージ。家族それぞれの好みに応じた映像体験を提案する

テレビとインテリアが一体となる住まいへ。建築家とAV評論家が考える理想のリビング

町田 薄型になったことで、空間づくりを阻害していた厚みや存在感が抑えられ、壁との取り合いも、置き家具との組み合わせも選択肢が増えました。さらに、明るさや黒、低反射によって、明るいLDKでも映像の奥行きを楽しめます。提案する側が見る距離、光、画質、配線まで理解すれば、その家に合うレイアウトをつくれる。家族が同じ空間で違うことをしている今、G6が景色や音楽を届け、その家ならではの体験をつくる存在になってほしいですね。

鴻池 G6の自然な画質と低反射は、リビングの明るさや照明を過度に制限せず、映像を楽しめる条件を広げます。明るさが増したことで光の方向や素材感まで伝わり、薄く壁と一体化することで画面の外のノイズも減る。画質とインテリアは別々ではなく、同じ没入体験をつくる要素です。設計者と映像の専門家が早い段階から相談できれば、G6のよさをさらに生かせると思います。

壁掛けされたG6を斜めから確かめる町田氏。薄い本体と壁面との関係は、部屋へ入った瞬間の印象にもつながる

※本記事はLGエレクトロニクスジャパンのPR記事です。

LG OLED evo AI G6 公式情報

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