アルフレックス「MARENCO(マレンコ)」×YOSHIROTTEN、世界に1台のアートソファを発表

 取材/LWL online編集部

アルフレックスジャパンは、名作ソファ「MARENCO(マレンコ)」の日本発売55周年を記念し、アーティストYOSHIROTTEN(ヨシロットン)とのコラボレーション作品を発表した。大胆なモノトーンのグラフィックをまとった3人掛けソファは、世界に1台だけのアートピース。2026年10月30日からTOKYO NODE(虎ノ門ヒルズ)で展示され、163万4,600円(税込)で抽選販売される。あわせて限定クッションの販売や、1人掛けソファの巡回展示も実施される。

55年の歴史を持つ名作「MARENCO」が現代アートのキャンバスに

「MARENCO」は、イタリア人デザイナーのマリオ・マレンコがデザインし、1971年に日本で発売されたアルフレックスを代表するロングセラーソファとして知られる。

ふっくらとしたクッションを組み合わせたような独特のフォルムは、柔らかさと幾何学的な造形美をあわせ持つ。低く構えたシルエットと豊かなボリューム感は、時代やインテリアのスタイルが変化しても色褪せることなく、半世紀以上にわたり支持されてきた。

アルフレックスのロングセラーソファMARENCO(マレンコ)。白いファブリックの1人掛けモデル
1971年に日本で発売されたアルフレックスのロングセラーソファ「MARENCO」。マリオ・マレンコがデザインした、ふっくらとしたフォルムと柔らかな曲線が特徴

今回のコラボレーションでは、その印象的なフォルムを活かしながらも、YOSHIROTTENによる白と黒の大胆なグラフィックをソファ全体に展開している。

背もたれ、座面、アームを横断するように配された有機的な曲線が、立体的なソファの造形と一体化し、個々のクッションに描かれた図柄が連なり、ひとつの大きな抽象画のような表情を生み出す。

本来は身体を預けるための家具でありながら、空間に置かれることで視線を集めるアートピースとしても成立する。

モノトーンに絞った色彩表現も印象的だ。大胆なグラフィックでありながらも、素材感や家具の輪郭を際立たせることで、現代的な住空間に新たなアクセントをもたらしている。

3人掛けの「MARENCO artwork by YOSHIROTTEN」は1台限定。価格は163万4,600円(税込)で、特設サイトを通じた抽選販売となる。

アルフレックスMARENCOとYOSHIROTTENのコラボによる白黒デザインの3人掛けソファ
世界に1台だけのアートピースとして制作された3人掛け「MARENCO artwork by YOSHIROTTEN」。有機的なモノトーンのグラフィックが、MARENCO特有の柔らかなフォルムを際立たせる。価格は1,634,600円(税込)

YOSHIROTTENが描く、アートとともに暮らす新しい住空間

今回のコラボレーションでは、YOSHIROTTEN自身が長年のアルフレックスユーザーということにも注目したい。

自宅やアトリエでは、アルフレックスのソファ「OMNIO(オムニオ)」やチェア「TANGO(タンゴ)」を愛用しているという。家具の使い心地や造形、空間との関係性を日常的に体験してきたことが、今回の作品づくりの背景にある。

自然光が差し込むダイニング空間。木製チェアとテーブル、観葉植物のあるインテリア
明るいリビングに置かれたグレーの大型ソファと観葉植物。現代的な住空間のインテリア
コンクリートの床と積み重ねられた資材を背景に、黒い服を着た人物が座るポートレート
ファインアートから広告、映像、空間デザインまで、多様な領域を横断するアーティストの創作活動。その幅広い表現が、名作家具とのコラボレーションにも生かされている

YOSHIROTTENは1983年鹿児島生まれ。クリエイティブスタジオ「YAR」のアートディレクターとして、音楽、ファッション、広告、映像、空間デザインなど幅広い分野で活動する一方、ファインアートの領域でも独自の表現を展開してきた。

自然界の造形とデジタル表現を横断し、「見えないものの可視化」を創作の軸としていることでも知られる。

今回の「MARENCO」は、長く使い続けられる家具の普遍的な価値を尊重しながら、アーティスト自身の空間に対する美意識を重ね合わせた作品と捉えられる。

日常的に触れ、身体を預ける家具にアートを取り込む。アートとともに暮らす、新しい住空間の可能性を感じさせるコラボレーションだ。

限定クッションも登場。1人掛けの特別モデルは全国を巡回展示

今回のコラボレーションでは、ソファと共通するモノトーンのグラフィックを採用した限定クッションも登場する。

A柄とB柄の2種類が用意され、表裏にはそれぞれ異なるデザインを採用。4個を組み合わせて並べることで、ひと続きのグラフィックが現れる仕掛けとなっている。

クッションは46個限定で、価格は中材を含めて3万9,600円(税込)。カバーのみの場合は2万8,600円(税込)で販売される。

アルフレックスとYOSHIROTTENがコラボレーションした白黒の幾何学模様の限定クッション4個
YOSHIROTTENによるモノトーンのグラフィックを採用した限定クッション。A柄・B柄の表裏を組み合わせ、4個を並べることで連続したデザインが現れる。46個限定で、価格は39,600円(税込)

また、非売品の1人掛け「MARENCO artwork by YOSHIROTTEN」も制作。アルフレックス大阪を皮切りに、東京、名古屋などの直営店と松坂屋名古屋店を巡回し、特別展示される。

MARENCO artwork by YOSHIROTTENの1人掛けソファ。白黒のグラフィックを施した特別展示モデル
全国のアルフレックス直営店などを巡回展示する、非売品の1人掛け「MARENCO artwork by YOSHIROTTEN」。ソファの立体的な造形とモノトーンのアートが一体化している

3人掛けのアートピースは、2026年10月30日から2027年1月11日まで、TOKYO NODEで開催されるYOSHIROTTENの大規模個展「ヨシロットン展 彼方との交信」の会場物販エリアで公開される。

1人掛けの特別展示モデルは、10月29日からアルフレックス大阪で先行展示され、その後、全国の直営店などを巡回する。

名作家具が現代アーティストの新たな視点を得ることで、どのように表情を変えるのか。家具とアートが融合する新しいインテリアの可能性に触れられる機会となりそうだ。

製品概要

MARENCO artwork by YOSHIROTTEN(3人掛け)

  • サイズ:W2,480 × D970 × H660 × SH390mm
  • 価格:1,634,600円(税込)
  • 販売数:1台限定、抽選販売
  • 応募期間:2026年10月30日~2027年1月11日
  • 展示場所:TOKYO NODE「ヨシロットン展 彼方との交信」会場物販エリア

コラボレーションクッション

  • サイズ:W400 × D400 × H150mm
  • 価格:39,600円(税込)、カバーのみ28,600円(税込)
  • 販売数:限定46個
  • 販売期間:2026年10月30日~2027年1月11日(なくなり次第終了)

公式特設サイト

MARENCO(マレンコ)

スペシャルインタビュー
https://www.arflex.co.jp/marenco-special/55th/yoshirotten/

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