フェルメール「真珠の耳飾りの少女」の色彩が現代空間に溶け込む。HAY OSAKA「Her Colours」開催
オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子
大阪中之島美術館で開催中の「フェルメール 真珠の耳飾りの少女展」にあわせ、同館1階の「HAY OSAKA」では特別展示『Her Colours』が9月27日(日)まで実施中だ。フェルメール作品を象徴する「青と黄色」を取り入れた空間演出を体感できる。
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」を印象づける「青と黄色」の魔力
オランダ絵画の至宝として世界中で愛され続けるヨハネス・フェルメールの代表作『真珠の耳飾りの少女』。あの少女の独特な眼差しと、画面の中で静かに際立つ印象的な色彩は、350年以上の時を超えて今なお多くの人々を魅了してやまない。この作品を世界的な名画たらしめている要素のひとつが、色彩のコントラストだ。

少女が纏うターバンの鮮やかな青は、鉱物ラピスラズリから作られた「ウルトラマリンブルー、いわゆる「フェルメール・ブルー」。そこに重ねられた対極的な黄色の布地、そして耳元で光を反射する真珠。漆黒の背景の中で立ち現れる「青と黄色」の対比は、見る者の視線を一瞬で奪い、記憶に深く刻み込まれる。
そしてもうひとつの魅力が、ふと振り返ったような少女の一瞬の表情。「何かを言いかけたような口元」と「光を宿した瞳」が、生き生きとした静かなドラマ性を感じさせるのだ。
「もし彼女が現代を生きていたら」―ストーリーのある空間スタイリング
現在、大阪中之島美術館では、大阪中之島美術館では、「フェルメール 真珠の耳飾りの少女展」が開催され、話題を集めている。その鑑賞とあわせて、ぜひ立ち寄りたい注目のスポットがある。

同館1階に構えるデンマーク発のインテリアプロダクトブランドHAYの直営店「HAY OSAKA」にて、2026年9月27日(日)までの期間限定で開催されている特別展示「Her Colours」だ。『真珠の耳飾りの少女』の魅力を、現代のデザイン空間へ昇華させる企画展示となる。
「もしあの彼女が現代を生き、HAYの美学に心を奪われていたら」をコンセプトに、インテリアスタイリストの中林友紀氏が店内のスタイリングを担当。フェルメールのキャンバスを象徴する「青と黄色」のパレットを、現代的なインテリアプロダクトへと置き換えた空間を演出している。



また期間中は、数量限定でノベルティバッグのプレゼントや10%OFFクーポンの配布といったキャンペーンも実施。さらに、青と黄色のアイテムを組み合わせた「HAY OSAKA限定セット」3種を数量限定で販売中。トートバッグやウォッシュクロスなどの機能的かつポップなプロダクトが、フェルメールを連想させる絶妙なカラーリングでパッケージングされている。特定日には大阪・新町のスペシャルティコーヒー店「ue.」によるコーヒーも提供される。



名画『真珠の耳飾りの少女』が誇る色彩の美学と、現代の暮らしを彩るHAYのプロダクトデザイン。美術館で本物の絵画と向き合ったあとは、1階のHAY OSAKAへ足を伸ばし、時代を超えて交差する「青と黄色」の美しさを体感してみてはいかがだろうか?


HAY OSAKA特別展示「Her Colours」開催概要
イベント名:HAY OSAKA 特別展示「Her Colours」
会期:開催中〜2026年9月27日(日)
会場:HAY OSAKA(大阪府大阪市北区中之島4-3-1 大阪中之島美術館 1F)
https://www.hay-japan.com/
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オーディオ&サブカルライター
杉浦みな子
1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://foriio.com/minako-sugiura