FEATURE 特集
-

ロボット掃除機は「段差」を克服する時代に。AI進化と走破性、そして“階段を上る”未来の足音
ロボット掃除機の高い世界シェアを誇るRoborock(ロボロック)から、進化したAI機能と、高い段差乗り越え能力を搭載する2026年新モデル群が登場。未来の生活を一変させる“階段を上る”コンセプトモデルの日本初披露もあり、我々のライフスタイルを次のステージへと導くプロダクトがお目見えした。
-

これからのテレビは“観る”だけじゃない? Gemini対応で「スマートホームのダッシュボード」へ
世界的テレビブランドであるTCLから、独自のディスプレイ技術「SQD-Mini LED」を採用した2026年の新製品ラインアップが発表された。画質のクオリティが高いだけでなく、AI対応やUXデザインによって、我々のライフスタイルを底上げする“新しいテレビの価値”を提示しているのがポイントだ。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】別荘とテクノロジー④ サウナ、プール、露天風呂。特殊設備はどう制御する?
別荘のサウナ、プール、露天風呂は、どのように制御すべきか。チラー、ろ過設備、給排水ポンプ、凍結対策、管理会社ダッシュボードまで含め、別荘に必要な建築統合型スマートホームの考え方を解説する。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】別荘とテクノロジー③ 空気と温熱環境が導くスマートウェルネスホーム
光が時間を整えるなら、次に問うべきは、その時間の中で人が吸い込む空気、肌で感じる温度、身体を包む湿度である。前回は、別荘におけるサーカディアンライティングを、自然光、窓、ウィンドウトリートメント、外構、そして夜の暗さまでを含む「時間環境の設計」として考えた。朝の光が身体を起こし、夕暮れが一日の終わりを告げ、夜の暗さが眠りへと向かわせる。光は別荘に失われかけた時間の輪郭を取り戻すためのインフラであった。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】特集記事目次+超入門者向けQ&A10問
スマートホーム/ホームオートメーションをめぐるLWL onlineの記事は、気づけば相当な本数になりました。IoTガジェットの違和感、サービス終了のリスク、建築に組み込まれるHome OSという思想、オープンプロトコルの重要性、そしてラグジュアリー住宅と資産価値の関係——。それらはすべて、「住まいに知性をどう宿すべきか」という一つの問いに収束しています。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】Google HomeがGemini 3.1で進化。Gemini for Homeでいよいよスマートホームは「単発操作」から「文脈理解」へ
Google Homeがスマートホームの操作体験をまた一段進めようとしている。Googleは2026年5月5日付のリリースノートで、Gemini for Homeの音声アシスタントを「Gemini 3.1」へアップグレードしたことを明らかにした。このアップグレードによって、Google Homeは複数の操作をひとつの発話で受け止めたり、アラーム、リマインダー、カレンダー、スマートホーム制御をより自然なかたちで処理したりできるようになったという。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】Lutron HomeWorks③ HomeWorksがつくるSmart-Wellness Homeという住まい
LWL onlineにおけるラグジュアリーとは、豪華さの誇示ではない。自分にとって最も心地よい環境が、静かに、正確に、過不足なく整えられていること。その意味で、ウェルネスはラグジュアリーの内部にある。HomeWorksは、照明、電動ウィンドウトリートメント、空調を統合し、光と温熱環境をひとつの時間軸で扱うことで、住まいを「Smart Wellness Home」へと導くHome OSである。よく眠れること、自然に目覚められること、快適な室温が保たれること、食卓が美しく見えること。そうした日々の身体感覚の質こそが、これからのラグジュアリー住宅の核心になる。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】別荘とテクノロジー② サーカディアンライティングが導くスマートウェルネスホーム
別荘における「光」について考えてみよう。朝、木々のあいだから差し込む柔らかな光で目覚める。昼、テラスに落ちる影の移ろいを眺める。夕方、プールの水面に低い陽光が揺れる。夜、サウナ後の外気浴で、肌に触れる空気とともに、都市では失われがちな暗さを身体に受け取る。別荘における「光」は照明器具がつくる明るさだけではないことに気づくはずだ。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】別荘とテクノロジー① 外構・自然・設備までつなぐスマートウェルネスホームとは
別荘は室内だけで完結する住宅ではない。庭、テラス、アプローチ、外構照明、プール、サウナ、露天風呂、そして周囲の自然環境までもが、ひとつの滞在体験を形づくっている。自然に囲まれた環境は、休息や睡眠、回復といったウェルネスの価値を高める一方で、湿気、凍結、塩害、設備劣化、防犯、管理会社や外構業者の出入りといった課題も生む。だからこそ、別荘におけるスマートホームは、単なる便利機能ではなく、建物・外構・自然・人の運用をつなぐための環境インフラとして考える必要がある。
-

いよいよロボットが住宅に入り始めた!? AI家電の次に来る家庭用ロボットと共生する家
人型ロボットはもはやSFの中の話ではなくなりつつある。2026年5月から、JAL・JALグランドサービス・GMO AI&ロボティクス商事が、羽田空港でヒューマノイドロボットの実証実験を始める。対象となるのは、手荷物・貨物の搭降載や機内清掃といった、人が使うことを前提に長く設計されてきた現場だ。空港と住宅はもちろん違うが、人間のために整えられた空間にロボットが入り込み始めた。次にその波が向かう先として、家庭を考えるのはごく自然な流れだろう。
-

システムインテグレーター、どこで見分ける? 建築統合型スマートホームで後悔しないための5つの判断ポイント
「良いシステムインテグレーターは、どこで見分ければよいのでしょうか」
-

DREAME NEXTから考える「Whole-home Smart Ecosystem」。AI家電は家全体の知能化と融合するのか
ロボット掃除機やスティッククリーナーで知られてきたDreame Technologyが、いま大きく姿を変えようとしている。2026年4月に米サンフランシスコで開催された「DREAME NEXT 2026」のLiving Next Showcaseでは、空調、レンジフード、スチームオーブン、食洗機、洗濯ロボットなど、住まいの複数領域にAIとロボティクスを展開する構想が披露された。ロボット掃除機で培ってきた技術を、住まい全体の家電領域へと広げようとする動きである。
-

海外スマートホーム月報【2026年4月 考察編】Matter Ready、CEDIA、照明・シェード統合が示す住宅インフラ化
スマートホームの主戦場は家電から建築へ戻りつつある。2026年4月の海外ニュースでは、Matter 1.5.1によるカメラ/ドアベル対応の前進、SamsungとIKEAのMatter連携、Deakoの新築住宅向けスマート照明、CEDIAのDesign & Build Outreach部門設立、Somfy、Josh.ai、Casambiによる照明・シェード統合の動きが相次いだ。これらのニュースが示しているのは、スマートホームがIoTガジェットの集合体から、住宅仕様・設備仕様・ネットワーク・制御・保守を一体で設計する「住宅インフラ」へ近づいているということだ。本稿では、LWL onlineの視点から、IoTガジェット型/クラウド依存型スマートホームの限界と、建築統合型スマートホームの必然性を考察する。
-

海外スマートホーム月報:Matter、CEDIA、照明・シェード連携に見る建築統合型スマートホームの現在地
スマートホームをめぐる海外の動きが、再び「建築」の側へ近づいている。2026年4月は、Matter 1.5.1によるカメラ/ドアベル対応の前進、SamsungとIKEAのMatter直結、Deakoの住宅プラットフォーム化、CEDIAの新部門設立、そしてSomfyを軸としたシェード/照明連携など、建築統合型スマートホームを考えるうえで重要なニュースが相次いだ。IoTガジェットデバイスを後付けで追加していくスマートホームから、住宅仕様・設備仕様・運用サービスを一体で設計するスマートホームへ。4月の海外動向をニュースダイジェストとして整理する。
-

【スマートホーム/ホームオートメーション特集】住宅に入り始めたAI。いよいよ住まいを理解し始める?
スマートホームは、いま大きな転換点に立っている。中国発のSwitchBotが発表した「AI Hub」は、カメラ映像をAIが解析し、住まいの中で起きている出来事を「意味のある文章」として要約する。これは単なる自動化ではない。Crestron Homeが築いてきた「住まいのOS」、Josh.aiが踏み込んだ「意図理解型AI」、そして生成AI(LLM)の住宅領域への浸透──。本稿では、スマートホームが「条件反射的な制御」から「文脈を理解する住まい」へ進化しつつある現在地を、具体的な製品と思想から読み解く。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】日本のスマートホームはどこで道を誤ったのか。ECHONET Liteをめぐって
後日公開する別記事にてお伝えする予定だが、グローバルで建築統合型スマートホームを展開するHOMMAがECHONET Liteに対応する予定である。本稿では一足先にこのニュースの背景にあるこのガラパゴス規格について想いをめぐらせてみたい。一見すると、日本独自規格への歩み寄りのようにも見える。だが、この動きを単純な「国産規格の再評価」として読むのは早計だろう。
-

ロボット掃除機は「住宅設備」になる⁉ AIエージェント住宅の先兵が住宅設備に!
ロボット掃除機は、長らく「便利な家電」として語られてきた。だが今、その位置づけは静かに変わり始めている。LiDARやAIカメラで住まいを把握し、生活動線を学び、毎日自律的に巡回するこの機械は、すでに単なる掃除道具ではない。しかもCES 2026では、LGがシンク下や扉裏に収める built-in robot vacuum station を打ち出し、ロボット掃除機を「床に置く機械」から「建築に収める設備」へと押し進め始めた。ロボット掃除機は、家庭に最初に入り込んだロボットであると同時に、AIエージェント住宅の先兵でもあり、さらに建築設備化もそう遠くないうちに実現する見込みである。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】Lutron HomeWorks② 美は細部に宿る。HomeWorksが定義するラグジュアリー邸宅の品格
LWL onlineにおけるラグジュアリーとは単に高価なものを集めることではない。自分にとって本当に心地よい環境が、静かに、正確に、過不足なく整えられていること。そこにこそ、住まいの上質さは宿る。HomeWorksは照明、窓まわり(ウィンドウトリートメント)、空調を統合し、その「心地よさ」を高い精度で設計するためのHome OSである。洗練されたキーパッド、直感的なアプリ、そして静かに揃って動くシェードの所作にいたるまで、美は細部に宿る。そのことを、HomeWorksはきわめて雄弁に物語っている。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】ホームシアターから考える体験価値と光制御の統合
テーブルに置かれたタッチパネルをサッとなでると、照明が徐々に落ちてきて、遮光カーテンが閉まり、不要な光が退くと、スクリーンが降りてきて、プロジェクターが灯り、裂帛のサウンドが響きわたる。こうしたホームシアターでのコントロールが建築統合型スマートホームの源流であることを、当サイトでは何度も伝えてきた。
-

いよいよAI家電は眠りを設計する⁉ AI家電、進化の脈動
空調、エアコン、エアコンディショナー。それは長らく「暑さ寒さをしのぐための家電」だった。もちろん、いまでも主目的自体が変わったわけではない。しかし、AI家電の進化にともない、こうした従来の空調観から一歩踏み出した世界が広がりはじめている。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】サーカディアンライティングは窓で決まる
前々回の記事で論じたサーカディアンライティングを住まいの技術として成立させるならば、照明器具の話だけで終わるわけにはいかない。朝の光をどう取り込み、昼の眩しさをどう抑え、夕刻の減衰する自然光をどう受け止め、夜の静けさへどう接続するか。その成否を握っているのは、実のところ窓廻りである。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】良質な夜を連れてくる家。蛍光灯中心主義を超えて
日本の住まいでは、長い間、明るさを増やすことを進歩だとみなしてきた。戦後の蛍光灯文化、そしてその延長線上にあるLEDシーリングライトへの一斉移行は、その価値観を最も端的に示している。しかし、本当に上質な住まいとはただ明るい家ではなく、必要な光だけを残し、必要な闇を守り、身体を静かに夜へ導く家である。いま問うべきなのは、器具交換ではなく、住まいの光の思想そのものだ。
-

【スマートホーム/ホームオートメーション特集】Lutron HomeWorks① Lutron HomeWorksはなぜ生まれたのか?
日本の住宅業界では、Lutronはいまだに「高級調光ブランド」、あるいはGRAFIK Eye QSの会社として語られることが多い。だが、いま本当に見るべきなのはその先である。同社が昨年日本でも発表したHomeWorksは、照明、窓まわり、空調を統合し、住まい全体に一貫した振る舞いを与えるためのHome OSだ。ルートロンの歴史をたどると、その到達点は突然生まれたものではなく、最初から必然だったことが見えてくる。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】サーカディアンライティング。住まいが時間を設計するとき
スマートホームの価値は、もはや「簡単に操作できること」だけではない。いま問われているのは、サーカディアンリズムという人間の時間に住まいがどう応答し、ラグジュアリーとウェルネスを同じ環境設計のなかでどう接続するかである。サーカディアンライティングを軸に、光と暗闇が住まいの質をどう変えるのかを考える。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】AIスマートホーム時代、ローカルネットワークがますます重要になるのはなぜ?
AIがスマートホームに入り始めた今、あらためて問われるのは、住まいの知能化をどこに置くべきかという問題である。LWL onlineは、AI以前から、スマートホームをIoTガジェットの集合ではなく、ローカルネットワークを基盤とする住宅インフラとして捉えてきた。CrestronやControl4のようなHome OS、そしてその下層を支えるフィールドバスは、なぜローカルを前提としてきたのか。プライバシーやセキュリティに加え、堅牢性、保守性、そしてラグジュアリーな体験価値という視点から、AIスマートホーム時代の住まいを考える。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】Ask Homeとは何か? Googleの自然言語インターフェースが変えるスマートホームとHome OSの未来
スマートホームは長らく、アプリやタッチパネルで設備を選び、機能を呼び出す「コマンド選択」の世界だった。だが、Googleが打ち出したAsk Homeは、その前提を静かに書き換えつつある。いま起きているのは、単なる音声操作の進化ではない。住まいの操作そのものが、「機能を選ぶ」行為から、「意図を言葉で伝える」行為へとシフトしつつあるのだ。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】AIスマートホームとは何か? AIハブとHome OSから解読する
まず、よくある誤解を解いておこう。AIはスマートスピーカーの中に宿るのではない。より正確に言えば、AIスマートホームは、音声アシスタントが流暢になることではない。AIが住まいの状況を知覚し、その知覚が制御へと接続され、さらに照明、空調、シェード/遮光、AVといった住宅設備のネットワークにまで浸透していくとき、住まいはようやく「理解して動く環境」になり始める。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】AIカメラとは何か?Eufy S4が示す「理解するカメラ」とスマートホームの未来
カメラは、長らく「記録する装置」だった。目の前で起きている出来事を、そのまま映像として残す——それがその本質である。しかしいま、その定義が静かに書き換えられつつある。AIがカメラの内部に入り込み、映像を「理解」し始めたのだ。それは単なる機能追加ではない。カメラというデバイスそのものに、「知性」が宿り始めたことを意味する。
-

【スマートホーム/ホームオートメーション特集】かつて最先端だった日本のスマートホーム。なぜ進化が止まったのか? 日本のホームオートメーション50年史
スマートホームの歴史を語るとき、多くの場合は欧米発の系譜――X10からフィールドバス、そしてAIへと至る直線的な進化が前提とされる。しかし日本において、その歴史はまったく異なる様相を示してきた。
-

【AIスマートホーム/ホームオートメーション特集】スマートホーム50年史。X10からAIエージェント住宅・オートノマスホームまでの進化と構造
スマートホームという言葉は広く普及したが、その実態は一様ではない。赤外線リモコン操作の延長として語られることもあれば、AIが住宅を制御する未来像として語られることもある。本稿では、1970年代のホームオートメーション黎明期から、グローバルでのフィールドバス、CEDIA文化に象徴されるホームオートメーション、日本独自のHA規格、IoT型ガジェットスマートホーム、そして現在進行形のAIスマートホーム、さらには近未来の「AIエージェント住宅」や「オートノマスホーム」に至るまで、約50年にわたる進化の構造を読み解く。