YAMAGIWA、新作照明3シリーズを発表。永山祐子「FUWARI」やポータブル版ヤコブソンランプ
取材/LWL online編集部
YAMAGIWAが、2026-2027年の新製品ラインアップ第3弾を発表した。建築家・永山祐子が手掛ける「FUWARI」の新モデルをはじめ、若手デザイナーによる「peco-poco」、北欧照明の名作を現代の暮らしに合わせて再構築した「JAKOBSSON PORTABLE」の3シリーズが登場する。
永山祐子「FUWARI」に小型ペンダントとブラケット
建築家・永山祐子がデザインした「FUWARI」シリーズには、新たに小型のペンダントライトとブラケットライトが加わった。
FUWARIは、その名のとおり、光が「ふわり」と空間に浮かぶ風景をイメージしてデザインされた。内側へ巻き込むような独特の曲線は、「逐次成形」と呼ばれる特殊な製法によって生み出される。金属加工時に生じる力のバランスをそのまま造形へと取り込んでいるため、一点ごとにわずかに異なる表情を持つ。

今回の新モデルには、真鍮バイブレーション仕上げとアルミバイブレーション仕上げが用意される。コンパクトなサイズとなったことで、複数灯を組み合わせた空間演出にも活用しやすくなった。
価格はペンダントライトが121,000円から、ブラケットライトが125,400円から。

若手デザイナーのアイデアを製品化した「peco-poco」

新作「peco-poco」は、YAMAGIWAが2024年に開催した25歳以下対象の「YAMAGIWA UNDER 25 IDEA & DESIGN COMPETITION」で最優秀賞を受賞し、商品化された。
折り畳まれたシェードを、手で「ぺこぽこ」とリズミカルに立ち上げて使用するというユニークな構造を持つ。何層にも重なる布が柔らかな陰影を生み、点灯すると内部から光が滲むように広がる。

デザインを手掛けたのは、上條陽斗と田崎祥によるデザインスタジオ「HOWDUNIT」。価格は148,500円で、調光スイッチを備える。

北欧照明の名作「JAKOBSSON LAMP」をポータブルに

そして、もうひとつの注目作が「JAKOBSSON PORTABLE」だ。
スウェーデンの照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンの代表作として知られる「JAKOBSSON LAMP」を、現代のライフスタイルに合わせたポータブル照明として再構築した。
シェードに薄くスライスしたヨーロッパ産パイン材を採用し、木目を透過して穏やかな光が広がる。コンセントや照明位置に縛られず、ベッドサイドや読書スペースなどへ自由に持ち運べるようになった。

サイズは高さ248mm、直径150mm。調光機能を備え、価格は66,000円。
建築家による現代的な造形、次世代デザイナーの新しい発想、そして北欧デザインの名作の再解釈。それぞれ異なるアプローチでありながらも、照明と人、そして空間との関係を改めて問い直すラインアップがそろった。
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LWL online 編集部