KEF「LS LUXE」でQobuzを聴く! 青山KEF Music Gallery TOKYOで試聴フェア
取材/LWL online編集部
英国のオーディオブランドKEFが、東京・青山の直営店「KEF Music Gallery TOKYO」で、2026年8月7日から9月30日まで試聴体験フェアを開催している。注目は、8月24日まで国内で唯一同店で試聴できる新製品のワイヤレススピーカー「LS LUXE」だ。ハイレゾ音楽ストリーミングサービス「Qobuz」との組み合わせを入口に、KEFが追求する音とデザイン、そしてBlade Two Metaをはじめとする幅広いスピーカーを体験できるKEF Music Gallery TOKYOの魅力を紹介する。
英国で65年、KEFが追求する「音」と「デザイン」
KEFは1961年、BBCのエンジニアだったレイモンド・クックによって英国で設立されたスピーカーブランド。
その名は、創業地である「Kent Engineering and Foundry」に由来する。現在も英国ケント州メイドストーンを拠点に、スピーカーの研究開発を続けている。
KEFを象徴する技術のひとつが、トゥイーターをミッドレンジ/ウーファーの中心に配置して、音を一点から放射することを目指した同軸型の「Uni-Q」ドライバーである。ハイエンドモデルのBladeやThe Referenceから、ワイヤレスハイファイスピーカーのLSシリーズ、さらには埋込スピーカーまで、価格帯や製品カテゴリーを越えてKEFのプロダクトに展開されてきた。
また、KEFは音響技術だけではなく、スピーカーを住空間の中に置かれる存在として捉え、デザインと音響性能を一体化することを長年重視してきた。
その思想を新しいかたちで提示したモデルが新製品の「LS LUXE」である。
ロス・ラブグローブがデザイン。彫刻のような「LS LUXE」
LS LUXEは、KEFが「ラグジュアリー・リスニング」を掲げて開発したアクティブ型ワイヤレスハイファイスピーカーである。希望小売価格は715,000円(税込・ペア)。
デザインを手掛けたのは、英国を代表する工業デザイナー、ロス・ラブグローブ。KEFとはこれまでにも、フラッグシップスピーカー「Muon」や、「Muo」ポータブルスピーカーなどで協業してきた人物だ。LS LUXEでも、一般的な直方体のスピーカーとは大きく異なる、ロス・ラブグローブらしい有機的で彫刻的なフォルムが与えられている。

内部には、MAT(Metamaterial Absorption Technology)を組み合わせた第12世代6.5インチUni-Qドライバーを搭載。さらに、ドライバーの動きをリアルタイムで監視して補正する技術である「Velocity Control Technology(VECO)」をKEFのスピーカーとして初めて採用した。
スピーカー1台につき低域/中域用280WのクラスDアンプと高域用100WのクラスABアンプを内蔵し、DSPにはKEF独自の「Music Integrity Engine」を採用。スピーカー、アンプ、DSPまでを一体で設計できるアクティブスピーカーならではのアプローチで、コンパクトな筐体から高品位な再生を狙っている。
LS LUXEでQobuzを聴く。ストリーミング時代のハイファイ体験
LS LUXEのもうひとつのポイントとして、KEFのW2ワイヤレスプラットフォームを採用していることが挙げられる。Qobuzをはじめ、TIDAL、Amazon Music、Deezerなどの音楽サービスに対応。ネットワーク経由では最大24bit/384kHzのハイレゾ再生に対応するほか、AirPlayやGoogle Castなども利用できる。
さらに光デジタル、同軸デジタル、アナログ入力、HDMI eARCを備えているので、CDプレーヤーやテレビなども接続できる。
LS LUXEは、ストリーミングから従来のオーディオソース、そしてテレビまで、現代のリビングに存在するさまざまな音源を一組で受け止めるハイファイシステムとして考えられている。
なかでも今回の試聴体験フェアで注目したいのがQobuzだ。今回の試聴体験フェアでは、試聴後に税込11万円以上の対象スピーカーを購入した来場者に、Qobuzのストリーミングギフトカード6カ月分も用意されているが、この試聴体験フェアをきっかけに、ぜひともLS LUXEでQobuzを聴いてほしい。

2007年にフランスでスタートしたQobuzは、高音質ストリーミングを早くから推進してきた音楽プラットフォームである。
現在は日本を含む26カ国で展開し、1億曲以上のロスレス音源を提供している。CD品質に加えて24bit/最大192kHzのハイレゾ音源にも対応し、日本オーディオ協会の「Hi-Res Audio」認証も取得している。
「LS LUXEでQobuzを聴く」ことは、ストリーミング時代のハイファイオーディオを体験するわかりやすい入口にもなりそうだ。
青山「KEF Music Gallery TOKYO」でKEFの世界を体験
今回のフェアの舞台となるKEF Music Gallery TOKYOそのものも、音楽ファン、オーディオファンであれば、一度は訪れてみたい場所だ。
2023年12月、東京・南青山にオープンしたKEFの直営拠点で、設計を手掛けたのはクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)。2階建ての建物のガラスファサードには、KEFを象徴するUni-Qドライバーをモチーフにした巨大な立体グラフィックが表現されている。ライトアップによって、建物そのものが巨大な透明スピーカーのように見えるデザインとなっている。
館内も一般的なオーディオショップとは趣が異なる。
オーディオ機器を棚に並べることを主眼とするのではなく、アートやインテリアとスピーカーを組み合わせながら、音楽や映画を実際の住空間に近い感覚で体験できる場所として構成されている。
KEF自身もここを単なる製品ショールームではなく、音楽や映画を愛する人、クリエイターなどが集い、新しいアーティストや音源と出会うための場所と位置づけている。

Blade Two MetaからLS Wirelessまで、幅広いKEFスピーカーを試聴可能
KEF Music Gallery TOKYOではLS LUXEだけではなく、ハイエンドモデル「Blade Two Meta」や「Reference 5 Meta」、Rシリーズ、LS60 Wireless、LS50 Wireless IIなど、KEFの幅広いスピーカーを試聴できる。
なかでもBlade Two Metaは、MATを搭載した第12世代Uni-Qドライバーと4基の165mmフォースキャンセリング・ベースドライバーを組み合わせ、「Single Apparent Source Technology」によって点音源に近い音の放射を追求した、KEFを象徴するハイエンドスピーカーのひとつだ。
コンパクトなスピーカーであるLS LUXEからBlade Two Metaまでを同じ場所で聴くことで、製品カテゴリーや価格帯を越えてKEFが追求してきた音づくりを体験できることも、KEF Music Gallery TOKYOを訪れる魅力といえるだろう。
試聴体験フェアは9月30日まで。LS LUXEは8月24日まで国内で唯一試聴可能
今回の試聴体験フェアは9月30日まで開催される。LS LUXEは8月24日まで、国内で唯一KEF Music Gallery TOKYOで試聴可能だ。フェア特典の対象となるには、9月27日までに公式サイトから試聴予約を行い、9月30日までに来店・試聴する必要がある。
音楽ストリーミングが日常のリスニングスタイルになったいま、その音をどこまで豊かにできるのか。まずは青山で、LS LUXEとQobuzの組み合わせから、新しいハイファイリスニングを体験してみてはいかがだろうか。
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LWL online 編集部