「KRUPS by T-fal」日本初上陸。ドイツ老舗のコーヒーマシン「COFFEE CRUSH」が演出する豊かな日常
オーディオ&サブカルライター/杉浦みな子
2026年9月、ヨーロッパで長年愛されてきたドイツの老舗コーヒーマシンブランド「KRUPS」が日本初上陸を果たす。ティファールなどを展開するグループセブ ジャパンが、「KRUPS by T-fal」のブランド名で、日本市場第一弾製品「COFFEE CRUSH(コーヒークラッシュ)」を発売することが発表された。
180年の歴史を誇るドイツの老舗「KRUPS」が日本初上陸
1846年にドイツで創業したKRUPSは、精密な技術力と洗練されたデザインにより欧州で深く支持されてきた歴史あるコーヒーマシンのブランド。このたびその製品の中から、2026年の新プロダクトである「COFFEE CRUSH」が、グループセブ ジャパンの取り扱いより日本市場で展開されることになった。

発売に先駆けて開催された製品体験会では、グループセブ ジャパン代表取締役社長のジュリアン・メジャー氏が登壇し、「コーヒー市場が伸長している日本において、COFFEE CRUSHはゲームチェンジャーになるであろう製品。毎日の暮らしに新しい価値をもたらすアイテムとして、ぜひ多くの方に使っていただきたい」と日本展開への思いを語った。
そう、この「COFFEE CRUSH」、まさに日本のコンパクトな居住スペースと高まるコーヒーへの本格志向を絶妙に捉えたプロダクトとなっている。以下より詳しく見ていこう。

幅わずか約15cm。ミニマルな造形が描くスタイリッシュな空間
目覚めの一杯やお気に入りのデスクワークのお供に、挽きたての本格的なコーヒーを楽しみたい──そう思いつつ、主にスペース的な問題で、自宅のキッチンに大きなコーヒーマシンを鎮座させることを躊躇していた方も多いのではないか。
しかしながら、「COFFEE CRUSH」は幅約15cm、奥行き29cmのコンパクトサイズを実現した1台なのだ。全体がA4判よりも小さな設置面積に収まる。

もちろん単にコーヒーメーカーというだけなら、市場には簡易的かつ安価なラインで小型を売りにした製品はあるが、「COFFEE CRUSH」は豆から挽く全自動タイプであり、しかもエスプレッソ抽出ができる、いわゆる“エスプレッソマシン”となる。一般的に大きくて無骨なイメージもある全自動エスプレッソマシンとしては、かなりコンパクトな部類に入る。

「エスプレッソ」という言葉には少し本格派っぽい響きもあるが、私たちがスターバックスなどで日常的に楽しんでいる「カフェラテ」や「カプチーノ」も、すべてエスプレッソがベースのメニュー。そう考えるととても身近で親しみのある存在で、そんなエスプレッソが自宅にいながらコンパクトなコーヒーマシンで作れるというのは嬉しい。
また、そのシルエットもエレガント。マットな質感を纏った直線的でミニマルなフォルムは、モダンなキッチンカウンターやワークスペース、リビングのシェルフにもすっきりと溶け込みやすい。「コーヒーマシンが欲しいけど置くスペースがない」という悩みに応えながら、同時にインテリアとしての美しい佇まいまで叶えてくれるデザインだ。
ボタンひとつで“本格”を再現。毎日のルーティンになる機能美
もちろん魅力は外観だけに留まらず、「COFFEE CRUSH」は、豆挽きから抽出までをボタンひとつで完結させるシンプルな使い勝手も特徴。タッチパネルを指先でタッチするだけの直感的な操作で、簡単にコーヒーをドリップできる。

内部には、低回転で摩擦熱を抑えながら均一に豆を挽く「ステンレス製コーン式グラインダー」や、素早い加熱と安定した湯温を保つ「厚膜ヒーター」、さらに15気圧の高圧ポンプを搭載し、エスプレッソの抽出時には最適な約8~9気圧で抽出。細やかでクリーミーな泡(クレマ)が美しく立ち上るエスプレッソを抽出する。また、コーヒー豆から挽く全自動コースだけでなく、市販のコーヒー粉を使っての抽出も可能と、様々なニーズに対応している。
製品ラインナップはスタンダードモデルの他に、スチームノズルを備えた上位モデル「COFFEE CRUSH EXPERIENCE」も用意。上位モデルの方は本格的なカフェラテやカプチーノ、さらに約1分40秒で抽出できるコールドブリュー(水出しコーヒー)まで楽しめるというから驚きだ。


エスプレッソからコールドブリューまで。暮らしに広がるコーヒー体験
体験会の会場で、上位モデルによるコールドブリューコーヒーの抽出を体験してみたが、豆から挽く時間を含めて驚きの早さだった(※抽出量により所要時間は変化)。しかも味もちゃんと美味しく、水出しならではのスッキリ感もしっかりある。短時間で水出しコーヒーが作れるのは、好きな人にはたまらないだろう。


「本格的な味わい」と「空間になじむ美しさ」、そして「心地よい操作性」、それらをわずか15cm幅の世界に凝縮した「COFFEE CRUSH」。豆を挽く芳醇な香りに包まれながら朝を迎え、午後の休憩時には上質なエスプレッソで思考を整える──そんな風に、いつもの日常をぐっと豊かなものへと変えてくれるであろう1台だ。

製品概要
ブランド名:KRUPS by T-fal
製品名:
・COFFEE CRUSH EXPERIENCE(SA403BJ0) / 参考価格:70,000円(税込)
・COFFEE CRUSH(SA4028J0) / 参考価格:60,000円(税込)
サイズ:約 W15cm × D29cm × H36cm
発売日:2026年9月(8月26日より先行予約受付開始)
販売チャネル:公式オンラインストア、全国の家電量販店、ティファール直営店、一部百貨店、ECサイト等
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オーディオ&サブカルライター
杉浦みな子
1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。在学時は映画研究会で映像制作に勤しみつつ、文芸評論家・福田和也教授に師事。2010年よりAV・家電メディアの編集/記者/ライターとして13年間従事し、音楽とコンシューマーエレクトロニクス系の分野を担当。2023年独立。音楽・オーディオ・家電から、歴史・カルチャーまで幅広いテーマで執筆中。実績はこちらから→https://foriio.com/minako-sugiura