PENT.の「Interior Fitness」を体感。JAXSON TOKYOでテンポラリー・ギャラリー開催

 取材/LWL online編集部

ポーランド発のラグジュアリー・フィットネスブランド「PENT.(ペント)」の世界観を体感できるテンポラリー・ギャラリーが、東京・赤坂のJAXSON TOKYOで開催される。会期は2026年6月9日(火)から8月6日(木)まで。PENT.の日本正規輸入販売元である株式会社dux(デュクス)が主催するもので、PENT.が掲げる「Interior Fitness」の思想を、実際に見て、触れて、体感できる機会となる。

LWL onlineでは先日、PENT.の日本展開が本格始動したことを紹介した。
duxは、PENT.製品の国内販売に加え、住宅、ホテル、ヴィラ、プライベートジムに向けたビスポークのホームジム・コンサルティングを展開する企業である。単にフィットネス機器を販売するのではなく、空間デザイン、素材、照明、動線、パーソナルトレーニングまでを含め、ラグジュアリーとウェルネスが融合した空間を提案していく。

今回のテンポラリー・ギャラリーは、その世界観を実空間で示す場となる。会場となるのは、日本のラグジュアリーバスブランドとして、バスタブを住宅設備ではなく、住空間を豊かにするインテリア、そして身体と心を解き放つ体験装置として提案してきたJAXSON TOKYOである。

PENT.が提案する「Interior Fitness」とは何か?

PENT.はポーランド発のラグジュアリー・フィットネスブランド。ダンベル、ベンチ、トレーニングアクセサリー、カーディオマシン、ピラティスリフォーマーなど、フィットネスのための道具を、天然木、本革、ステンレスといった上質な素材で仕立てる。

PENT.のプロダクトを前にすると、従来の「フィットネス器具」という言葉から想像するものとは異なる印象を受けるはずだ。無骨な金属、ラバー、樹脂、強いロゴ、ジム然とした存在感。そうした一般的なトレーニング機器のイメージから離れ、PENT.の器具は、むしろ家具やアートピースに近い佇まいを備えている。

そもそもブランド名のPENT.は「Penthouse」に由来するという。
「Penthouse」はもちろん、建物の最上階に位置する特別な住まい、すなわち洗練されたラグジュアリーと頂点性を象徴する言葉である。その名の通り、PENT.はフィットネスを単なる運動行為に閉じ込めず、上質な住空間の一部として再定義しようとしている。

PENT.が掲げる「Interior Fitness」とは、フィットネス器具を住まいから隠すのではなく、空間に美しく調和させる哲学である。地下室や専用室に押し込められがちなフィットネスを、リビング、ベッドルーム、プライベートラウンジ、ヴィラ、ホテルスイートの一角にも自然に成立させる。トレーニングのための道具でありながらも、同時に、空間の美意識を高めるコレクションとして存在する。そうした思想こそがPENT.の大きな特徴である。

天然木、本革、ステンレス。Quiet Luxuryとしてのフィットネス器具

PENT.のプロダクトは、熟練の職人によるMade to Orderで仕立てられる。6種のウッド、2種のメタル、5種のレザーを組み合わせることができ、住空間のインテリアカラーや素材構成に合わせたカスタマイズが可能だ。

たとえば、ウォールナットのフローリングやレザーソファを備えたラグジュアリー邸宅であれば、深みのある木目と落ち着いたレザーの組み合わせが空間に自然になじむだろう。明るいトーンの別荘やホテルスイートであれば、軽やかな木材とメタルの組み合わせによって、開放感のあるウェルネス空間をつくることもできる。

PENT.のBANKA Advance Gym Weight Bench
天然木、本革、ステンレスを組み合わせたPENT.のトレーニングベンチ。フィットネス器具でありながら、家具のような佇まいを備える

また、PENT.の器具は見た目だけを優先した装飾品ではなく、トレーニング機器としての耐久性や使い心地を備えている。そのバランスにPENT.が体現するQuiet Luxuryが表れている。強く主張する豪華さではなく、素材、仕上げ、手触り、重量感、細部の精度によって構成される豊かさ。それは、LWL onlineがこれまで扱ってきたラグジュアリー・インテリアやスマートウェルネスホームの考え方とも深く重なる。

今回の展示では、「sanctuary collection」「anywhere collection」「voyage collection」といったPENT.の世界観に触れながら、BANKA™ Advance Gym Weight BenchやSOPHIA™ Set With Gym Equipmentなど、ブランドを象徴するプロダクトを体感できる。単体の器具として見るだけでなく、住まいのどの場所に、どのような照明や家具とともに置くべきか。建築家やインテリアデザイナーにとっても、空間提案の新しい素材、そしてヒントとして見ることができるだろう。

PENT.のトレーニングアクセサリーを収納したラグジュアリー・フィットネスセット
ダンベル、ケトルベル、マット、ボールなどを美しく収納したPENT.のフィットネスセット。空間に置かれるオブジェとしての存在感も持つ

JAXSON TOKYOで開催される理由

JAXSON TOKYO赤坂ショールームのラグジュアリーバスタブ展示
今回のテンポラリー・ギャラリーの会場となるJAXSON TOKYO。バスタブを住宅設備ではなく、住空間を豊かにするインテリアとして提案してきた

今回の会場となるJAXSON TOKYOは、東京・赤坂に位置するJAXSONの旗艦ショールームである。JAXSONは、1982年創業の日本のバスタブブランド。日本古来の入浴文化を背景に、バスタブを単なる衛生設備ではなく、住空間を豊かにする建築的プロダクトとして提案してきた。

LWL onlineでもJAXSONについてはこれまで複数の記事で紹介してきた。JAXSONのバスタブは、浴室の中に置かれる設備であると同時に、空間の中心に据えられる存在でもある。入浴という日常の行為を、身体と心を解き放つ上質な体験へと高めていく。その思想は、PENT.がフィットネス器具を空間価値へと昇華させようとする姿勢とも響き合う。

PENT.とJAXSONに共通しているのは、「機能を空間体験へと高める」という考え方である。

機能だけ切り出せば、バスタブは湯に浸かるための設備であり、フィットネス器具は身体を鍛えるための機器である。だが、ラグジュアリー邸宅においては、機能性を語るだけでは終わらない。入浴は、自分自身を解き放ち、静かに整える時間になる。トレーニングは、身体を鍛えるだけでなく、心身を再起動し、日々の活力を取り戻す時間になる。

JAXSON TOKYOでPENT.を展示することは、バス、フィットネス、インテリア、ウェルネスをひとつの連続したライフスタイルとして捉える提案だといえるだろう。

ホームジムはもはや「余った部屋」だけのものではない

ホテルスイートのような空間に溶け込むPENT.のフィットネス機器
PENT.が提案する「Interior Fitness」は、専用ジムだけでなく、ベッドルームやホテルスイートの一角にも自然に成立する

近年、「ウェルネス」への関心が急速に高まりつつある。サウナ、プール、フィットネス、サーカディアンライティング、空気の質、音の響き、そして香りによって、住まいは、身体を整え、心を回復させ、日々のパフォーマンスを支える場所へと変わりつつある。

その中で、ホームジムの位置づけも変化している。かつてのホームジムは、空いた部屋にトレーニング機器を並べるものだった。機能としては成立していても、住空間全体の美意識からは切り離されていることが多かった。

しかし、ラグジュアリー邸宅においてはそれだけでは不十分である。素材、動線、照明、床、壁、鏡、音、空調、眺望、隣接するバスルームやサウナとの関係まで含めて、フィットネス空間は設計されるべきものになっている。

PENT.の「Interior Fitness」は、まさにこの流れに応えるものだ。器具そのものが美しく、家具やアートと同じように空間へ溶け込むからこそ、ホームジムは隠す場所ではなく、見せる場所にもなりうる。トレーニングのためだけの部屋ではなく、日常の中で身体への意識を自然に呼び戻す場所として成立する。

ベッドルームに美しく配置されたPENT.のダンベルやケトルベル
PENT.の器具は、トレーニングのための道具であると同時に、住空間の美意識を高めるインテリアエレメントとして機能する

とりわけ、別荘やヴィラ、ホテルスイートとの親和性は高い。たとえば、朝の光の中でトレーニングを行い、サウナやバスで回復し、テラスやラウンジ、あるいは自然の中で余韻を味わう。そうした一連の体験を、ひとつの空間価値として構成できるからだ。

ヴィラやヨットのような非日常空間に設えられたPENT.のラグジュアリー・フィットネス機器
別荘、ヴィラ、ホテル、ヨットなど、非日常の滞在空間にも調和するPENT.のラグジュアリー・フィットネス機器

duxが日本市場で担うラグジュアリー・ウェルネスの役割

PENT.の日本正規輸入販売元であるduxは、PENT.製品の販売だけでなく、高級ホームジム設計、フィットネス空間デザイン、パーソナルトレーニング領域まで含めた提案を行う。

duxという社名は、ラテン語で「導く者」を意味するという。PENT.が象徴する頂点性と、そこへ導く存在としてのdux。その関係性は、単なる輸入代理店というよりも、PENT.の思想を日本の住宅、ホテル、レジデンス、別荘に橋渡ししていく存在と捉えるべきだろう。

日本の住宅空間は欧米の邸宅に比べて面積や間取りの制約が大きい場合も多い。だからこそ、フィットネス器具をどのように置くかという設計力が問われる。PENT.の器具を単体で導入するだけでなく、空間全体の提案として扱えることは、建築家、インテリアデザイナー、デベロッパー、ホテル事業者にとっても大きな意味を持つ。

今回のテンポラリー・ギャラリーは、PENT.のプロダクトを実際に確認する場であると同時に、duxがこれから日本でどのようなラグジュアリー・ウェルネス空間を提案していくのかを示す場でもある。

PENT. Temporary Gallery at JAXSON TOKYO展示概要

  • 会期:2026年6月9日(火)〜8月6日(木)
  • 会場:JAXSON TOKYO
  • 住所:東京都港区赤坂3-3-3 1F
  • 営業時間:10:30〜18:00
  • 定休日:日曜日・月曜日
  • 来場方法:完全予約制 ※JAXSONのウェブサイトよりお申込みください
  • 問い合わせ:株式会社dux
  • E-mail:contact@dux2025.com
  • TEL:03-6865-8603

dux公式サイト

PENT.公式サイト

JAXSON公式サイト

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    LWL online 編集部

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