LG StanbyME 2 Maxとは? 32インチ4K移動式ディスプレイが人と映像と空間の関係を変える

 取材/LWL online編集部

LGエレクトロニクス・ジャパンは移動式ディスプレイ「LG StanbyME 2 Max」を発表した。Makuakeにて9月1日12時から10月30日22時にかけて先行販売を行う。キャスター付きスタンド、自立式スタンド、平置きと、3つのスタイルに対応し、最大約4.5時間駆動するバッテリーも内蔵している。映像の前に人が移動するのではなく、映像が人の居場所についてくる。LG StanbyME 2 Maxは、ディスプレイを「家電」から、暮らしに寄り添って場所と役割を変える「映像家具」へと変える、人と映像と住空間の関係を提案する。

テレビでもタブレットでもない、32インチ4Kの移動式ディスプレイ

LGエレクトロニクス・ジャパンは、持ち運べる32インチ移動式ディスプレイ「LG StanbyME 2 Max」を、2026年9月1日(火)正午から10月30日(金)22時まで、Makuakeで先行販売する。韓国で2021年に誕生し、現在は世界23以上の国と地域で展開される「LG StanbyME」シリーズが、日本で販売されるのは今回が初めてだ。

キャスター付きスタンド、自立式スタンド、平置きの3つのスタイルに対応し、最大約4.5時間駆動の内蔵バッテリーを搭載。ディスプレイを取り外して自立式スタンドを装着すれば、テーブルや棚の上に置けるほか、画面を平置きして使うこともできる。

LG StanbyME 2 Maxのキャスター付きスタンド、自立式スタンド、ディスプレイ単体の3スタイル
LG StanbyME 2 Maxは、キャスター付きスタンド、自立式スタンド、平置きの3スタイルに対応。場所や用途に合わせてディスプレイの設置方法を変えられる

利用シーンや用途に合わせてスタイルを変えながら、リビング、ダイニング、キッチン、ベッドサイド、ホームオフィスなど、住まいのさまざまな場所で映像を楽しむことができる。

LG独自の「webOS」を搭載しているので、本体をインターネットに接続するだけで、YouTubeやTVer、Netflix、Disney+、Prime VideoなどのVODアプリを含む600以上のアプリを通じて、ストリーミングコンテンツやWebブラウジング、ゲームなどを楽しむことができる。また、AirPlay 2とGoogle Castにも対応しているため、スマートフォンやタブレットのコンテンツも手軽に大画面で視聴可能である。

さらに、USB Type-CとHDMI入力を備え、ノートPCやゲーム機などの外部機器との接続も可能だ。

LG StanbyME 2 Maxは、住宅の中を移動しながら用途を変えることができるタッチ式スクリーンと捉えた方がいいだろう。映像を見るために人が移動するのではなく、映像の方が人の居る場所に合わせて役割を変貌させる。人と映像、そして空間の関係を組み替える「映像家具」と言っていいだろう。

「映像のある場所へ行く」から、「映像が人についてくる」へ

かつてテレビを「リビングの王様」と称した人がいたが、あながち的外れではない。テレビは長らく、リビングの中心に置かれてきた。テレビの位置を決めてから、ソファやテーブルのレイアウトを決める。また、コンセントやアンテナ端子の位置もテレビの位置によって決まる。人は映像を見るために、テレビの正面へと移動していた。

LG StanbyME 2 Maxは映像を見るという点ではテレビと同様であるが、発想は大きく異なる。

キャスター付きスタンドを使えば、リビング、キッチン、ダイニング、ベッドサイドへと移動できる。画面を外して自立式スタンドを装着すれば、テーブルや棚の上にも置ける。平置きにすれば、画面を囲んで操作したり、寝そべった姿勢でコンテンツを楽しんだりすることも可能である。

最大約4.5時間駆動するバッテリーを内蔵しているため、使用中に常に電源ケーブルを接続しておく必要もない。キャスター付きスタンドではディスプレイの高さや角度を調整できる。画面を横向きから縦向きへ回転させると、表示も自動的に切り替わる。

例えば、朝、ダイニングに移動させてニュースやレシピを表示したり、昼にはホームオフィスでPC用のモニターとして使ったりすることもできる。夜はリビングに置いて映画を楽しみ、就寝前にはベッドサイドへと移動させて、ネットを楽しむ。

LG StanbyME 2 Maxをキッチン、屋外、テーブルで使う生活シーン
キッチンでの映像視聴からテラス、テーブル上での操作まで、生活の場面に合わせて場所とスタイルを変えられる。固定型テレビとは異なるStanbyME 2 Maxならではの特徴だ
ベッドルームでLG StanbyME 2 Maxを視聴する様子。住まいの中を移動できる32インチ4Kディスプレイ
LG StanbyME 2 Maxは内蔵バッテリーとキャスター付きスタンドにより、リビングからベッドルームなどへ移動して使用できる。映像を見る場所を固定せず、人の過ごし方に合わせてディスプレイそのものを動かす

一日の時間と人の行動に合わせて、位置と役割が変わっていく。そして、LG StanbyME 2 Maxがあることで、従来、ここはテレビを見る場所、ここは仕事をする場所として役割が分けられていた空間の用途も、より流動的になっていく。

4K 32インチが個人用と共有用の境界を越える

LG StanbyME 2 Maxに最も近い存在としては、タブレットが挙げられる。タブレットも移動するディスプレイだが、基本的には一人で使うパーソナルデバイスである。一方、LG StanbyME 2 Max の32インチというサイズは、家族や複数人で映像を共有できる大きさである。

LG StanbyME 2 Maxは、4K解像度(3840×2160)のディスプレイを搭載し、Dolby VisionとDolby Atmosにも対応している。内蔵AIプロセッサ―「Alpha8 AI Processor 4K Gen3」が視聴中のコンテンツを分析し、映像と音声を自動的に最適化する。低解像度の映像を高精細化する4K AIアップスケーリングや、バーチャル11.1.2chへ変換するAIサウンドプロも装備する。

LG StanbyME 2 Maxで映像を視聴するリビング。Dolby VisionとDolby Atmosに対応
4K解像度の32インチディスプレイを搭載し、Dolby VisionとDolby Atmosに対応。映像処理には「Alpha8 AI Processor 4K Gen3」を採用する

大型テレビや本格的なホームシアターを置き換えるものではないが、スマートフォンやタブレットより大きく、固定したテレビよりも自由に扱える。パーソナルで使うこともできれば、ファミリーで一緒に見ることもできる。

LG StanbyME 2 Maxを自立式スタンドでテーブルに縦置きしタッチ操作する様子
ディスプレイをキャスター付きスタンドから取り外し、自立式スタンドを使ってテーブル上に設置することも可能。タッチスクリーンを生かしたパーソナルな使い方にも対応する

見ていない時間にも空間をつくる、「映像家具」という発想

LG StanbyME 2 Maxには、5,000点以上のアート作品を表示できる「LG Gallery+」が搭載されている。

「ムードメーカー」機能を使用すれば、時計や天気、ターンテーブル、ユーザーが選んだ写真などを表示することもできる。スマートフォンと接続することで、表示内容に合わせて音楽の再生も可能だ。

LG StanbyME 2 Maxのムードメーカー機能で音楽画面を表示したインテリア
「ムードメーカー」では時計や写真などを表示でき、音楽再生と組み合わせた空間演出も可能。映像を見ていない時間にも、ディスプレイをインテリアの一部として活用できる

画面を消すのではなく、映像と音によって空間の雰囲気を整え、さらに、ディスプレイ自体も部屋から部屋へと移動できる。ディスプレイがあたかも照明やアート、インテリアのように空間を構成する要素にもなる。

LWL onlineではこれまで、映像を建築やインテリアの中へ取り込み、空間表現として活用する「映像のインテリア化」に注目し、度々記事にしてきた。LG StanbyME 2 Maxは、固定された映像ではなく、人の暮らしの動線に沿って移動する、新しい映像のインテリアと言っていい。

LG StanbyME 2 Maxが変える、人と映像と空間の関係

LG StanbyME 2 Maxによって、リビングの大型テレビやホームシアターが不要になるわけではないだろう。高画質・高音質を追求する固定型の映像環境と、場所を選ばず使える可動式スクリーン、それぞれの役割は異なる。

LG StanbyME 2 Maxの登場によって、住まいにおける映像という存在が、必ずしも特定の場所に固定される必要がなくなった。これまでは「どこにテレビを置くか」を基準に、映像と人との関係を設計してきたが、別の選択肢が生まれたのだ。

映像を見るために人が移動するのではなく、映像が人の居場所と過ごし方に合わせて移動する。

LG StanbyME 2 Maxは人と映像、空間が、より柔軟につながる暮らしの姿を提案している。

LG StanbyME 2 Max 製品概要・主な仕様

項目内容
製品名LG StanbyME 2 Max
型番32LX6BWGA
JANコード49-89027-034495
画面サイズ32V型
解像度3840×2160(4K)
チューナー非搭載
ディスプレイタッチスクリーン
映像処理エンジンAlpha8 AI Processor 4K Gen3
OSwebOS
設置スタイルキャスター付きスタンド/自立式スタンド/平置き
画面調整高さ・角度調整、縦横回転、自動画面切り替え
バッテリー駆動最大約4.5時間
HDRDolby Vision、HDR10、HLG
映像機能AI Picture Pro、4K AIアップスケーリング、FILMMAKER MODE
音響Dolby Atmos、AI Sound Pro、バーチャル11.1.2ch
スピーカー2.0ch、合計10W
ストリーミングYouTube、TVer、Netflix、Disney+、Prime Videoなど
キャスト機能AirPlay 2、Google Cast、Screen Share
接続端子HDMI×1、USB×4、USB Type-C対応
無線通信Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
音声操作「Hi LG」によるハンズフリー操作
主な付加機能LG Gallery+、ムードメーカー
ディスプレイ単体寸法約724×421×29mm
ディスプレイ単体質量約5.6kg
キャスター付きスタンド装着時約幅72.4×高さ130.8×奥行42.0cm
スタンド装着時質量約20.3kg
消費電力190W、待機時0.5W
Makuake販売期間2026年9月1日(火)正午~10月30日(金)22時
一般販売予定価格179,800円(税込)
Makuake先行価格118,000円(税込)から※5台限定「超最速割」

Makuake内プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/lg_stanbyme/

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