Lefier、大容量132本収納のビルトインワインセラー「BUILT132+」発売。家具との隙間5mmで住空間に美しく一体化

 取材/LWL online編集部

株式会社イズミセは、グループ企業の株式会社都光が輸入を手がけるワインセラーブランド「Lefier(ルフィエール)」より、ビルトイン対応の大容量ワインセラー「BUILT132+」を2026年6月10日(水)に発売する。小売価格は286,000円(税込)。収納本数は標準的なボルドーボトル換算で132本となる。

ワインセラーというと、「嗜好品を保管するための家電」という印象が強い。だが、住空間における食やもてなしの価値が高まるなかで、ワインセラーにもインテリアとの調和、キッチンやダイニングへの一体的な組み込み、そして長期保管に耐える温度管理性能が求められるようになっている。

今回発売される「BUILT132+」はそうしたニーズに応えるビルトイン対応モデル。
2026年3月に発売された同ブランド初のビルトインモデル「BUILT21」に続く新製品であり、本機は本格的なコレクターや飲食店での使用も視野に入れた大容量モデルとして位置づけられる。

前面給排気により、家具との一体化をかなえるビルトイン設計

「BUILT132+」の最大の特徴は前面給排気システムを採用している点だ。

一般的に大型のワインセラーとなると、放熱のために左右・背面・天面に5cm〜10cm程度のスペースを確保するケースが多い。一方、「BUILT132+」は本体前面下部に給排気口を設けることで、背面・左右・上面の必要な放熱スペースを5mmに抑えた設置を可能にしている。

これにより、キッチン収納や造作家具、壁面収納とより自然に一体化させることができる。ワインセラーを「置く」という発想ではなく、住空間の一部として「組み込む」という発想だ。ラグジュアリー邸宅において大きなメリットとなる。

特に都市部の住まいでは、限られた空間をいかに美しく、効率よく使うかが重要になる。家具との段差や隙間を抑えながら大容量のワインストックを確保できる点は、重要な利点だ。なお、本製品はビルトインだけでなく、据え置き型としても使用できる。

赤・白・シャンパンを1台で管理できる上下2温度モデル

機能面で注目したいのは、上下2温度管理に対応している点である。庫内は上下2つのエリアに分かれており、それぞれ5〜22℃の範囲で独立して温度設定が可能となっている。

たとえば上段は赤ワインの熟成用として15℃前後に設定し、下段は白ワインやシャンパンを7℃前後で保管する、といった使い分けができる。赤、白、泡をそれぞれに適した状態で管理したいユーザーにとって、1台で複数の保管環境を確保できる点は大きな利点となる。

ワインは、種類や飲み方、保管期間に応じて、適した温度帯は異なる。日常的に飲むワインと、時間をかけて熟成させたいワインを同じ庫内で柔軟に管理できることは、家庭内でのワイン体験をより豊かなものにしてくれることだろう。

シャンパンやブルゴーニュボトルにも配慮した棚間隔11cm

「BUILT132+」では棚の間隔を約11cmと広めに確保している点にも注目したい。

ワインセラーでは、収納本数だけでなく、実際にどのようなボトルを無理なく出し入れできるかが重要になる。標準的なボルドーボトルだけでなく、シャンパンボトルやブルゴーニュボトルなど、やや太めのボトルを保管する機会も少なくない。

棚間に余裕がないと、ボトルを出し入れする際にラベルを擦ってしまうことがある。コレクション性の高いワインでは、ラベルの状態も大切な要素である。「BUILT132+」では、そうした使用シーンを想定し、ラベルを傷つけにくいゆとりある棚設計を採用している。棚はスライド式で日常的な出し入れのしやすさにも配慮されている。

酷暑と寒冷地に対応。日本の住環境を見据えた仕様

日本の住環境において、ワインの長期保管で課題となるのが、夏の高温と冬場の冷え込みである。

「BUILT132+」は周囲温度38℃まで対応する酷暑対応仕様を備える。さらに、冬場の冷え込みからワインを守るヒーター機能も搭載している。断熱性に優れたLow-Eガラスを採用することで、外気温の影響を抑え、一年を通じて安定した保管環境の維持を図る。

冷却方式はコンプレッサー式を採用している。本体サイズは幅598mm、奥行686mm、高さ1,700mm、重量は94kg。

ワインセラーは住まいにとけこませる「見せる設備」へ

Lefierは2011年に誕生したワインセラーブランドで、2026年現在、累計販売台数15万台を突破している。12本用から171本用まで幅広いモデルを展開し、2024年には20年長期保証サービスも開始した。

「BUILT132+」は収納本数を増やした大型モデルという位置付けにとどまらない。前面給排気によるビルトイン対応、上下2温度管理、シャンパンボトルにも配慮した棚設計、酷暑・寒冷地対応など、住まいの中でワインを美しく、そして適切に保管するための要素を備えたモデルといえる。

ワインセラーはバックヤードに置かれる保管家電ではなく、インテリアと一体化しながら暮らしの豊かさを演出する「見せる設備」になりつつある。

「BUILT132+」は、ワインを愛する人のための収納機器であると同時に、住空間における食と歓待のあり方を考えさせるプロダクトでもあるといえるだろう。

株式会社イズミセ

株式会社都光

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