Dreame「FP10」発売。ペットの毛を99.5%集毛、6層浄化のペット用空気清浄機
取材/LWL online編集部
Dreame Technology Japanは、ペットの毛・ホコリ・ニオイ・アレル物質対策に特化した空気清浄機「Dreame FP10」を2026年8月7日に発売した。ローラーセルフクリーニングシステムにより、Dreame社内テストで空中を舞うペットの毛を99.5%集毛。6層浄化システム、専用アプリ「Dreamehome」連携、ペットの行動に応じた風量制御も備える。ペットと暮らす住宅の「空気環境」を、よりスマートに整える一台だ。
ペット共生住宅で重要になる「空気環境」のマネジメント
犬や猫と暮らす住宅では、床に落ちる毛だけでなく、空気中を漂う細かな毛やホコリ、花粉、ニオイなどへの対策も欠かせない。
ロボット掃除機の高性能化によって、床面の清掃は急速に自動化されてきた。一方、室内を浮遊する毛やニオイまで含めた「空気環境」は、空気清浄機をはじめとする別のアプローチが必要になる。
Dreame FP10は、一般的な空気清浄機のようにフィルターで微粒子を捕集するだけでなく、ペットの毛そのものを積極的に回収する仕組みを取り入れた。
Dreame FP10の主な機能
空中のペットの毛を99.5%集毛する「ローラーセルフクリーニング」
FP10の中心となるのが、ローリングブラシとフィルターを連動させた「ローラーセルフクリーニングシステム」である。ローリングブラシとフィルターが連動する独自の集毛システムを搭載。毛やホコリを効率よく分離することで目詰まりを抑制しながら、0.46L の大容量ダストボックスにまとめて回収する。
Dreameの社内テストでは、30㎡の試験空間で猫2匹を飼育する環境を想定し、ペットモードで7日間連続運転した結果、99.5%の集毛率を確認したという。
毛をそのままフィルターに付着させるのではなく、毛とホコリを分離して回収することでフィルターの目詰まりを抑える構造となっている。また、環境や運転モードに応じてセルフクリーニングの頻度を自動で調整するインテリジェント設計により、長期間にわたって安定した空気清浄性能を維持する。

ペットの抜け毛は床だけに存在するものではなく、ソファやカーペットから舞い上がり、人の移動や空調によって室内を漂う。床掃除を自動化するロボット掃除機と、空中を漂う毛を回収するFP10を組み合わせれば、「床」と「空気」の双方から清掃環境を整えることができる。
ロボット掃除機を主力製品のひとつとしてきたDreameが空気清浄へと領域を広げる意味も、ここにありそうだ。
6層浄化でペット臭・花粉・アレル物質にも対応
もちろんFP10は、集毛だけに特化した製品ではない。内部には6層構造のフィルターシステムを搭載し、ホコリや花粉、アレル物質などを捕集する。さらに多孔質活性炭によって生活臭やペット由来のニオイ成分を吸着し、金属機能層によってニオイ成分を分解する。

ペットとの暮らしでは、抜け毛と同様にニオイも室内環境を左右する要素となる。特に気密性が高まった現代住宅では、換気計画とともに、室内で発生するニオイや浮遊物をいかに管理するかが快適性に直結する。
メンテナンス性にも配慮しており、プレフィルターは定期交換不要である。HEPAフィルターの交換目安も約2年に1回とのこと。日常的に使い続ける空気清浄機だからこそ、性能だけでなく「手をかけずに維持できること」も重要なポイントになる。
Dreamehomeアプリで空気を見える化。スリープ時は約32dB(A)
FP10はDreameの専用アプリ「Dreamehome」に対応する。
スマートフォンから風量を調整できるほか、室内の空気状態をリアルタイムで確認可能。フィルター交換時期の通知やスリープモードへの切り替えにも対応する。
本体にも空気の状態を示すインジケーターを備え、空気質に応じて表示色が変化する。普段は目で確認できない室内空気の状態を「見える化」するという、近年のスマート空調・空気清浄機で重視される考え方を採り入れている。
スリープモード時の運転音は約32dB(A)。リビングだけでなく、ペットと同じ寝室で過ごす家庭での利用も想定されている。

ペットの存在を認識し、風量を自動調整
別売の「ペット用体重測定トレイ」と組み合わせた場合、ペットがトレイに乗ると、ペットモードでは風量を段階的に低下させる。突然の強い風によるペットへの驚きやストレスを抑えるための仕組みである。

アプリには複数のペット情報を登録可能。転倒時の自動電源オフや操作ロック、噛みつきに配慮した電源コードなども採用されている。
ここからは、これからのスマート家電を考えるうえで興味深い変化が見て取れる。
これまでの家電は、人が操作し、人のために動くことを前提としてきた。しかし、人とペットが同じ空間で暮らす住宅では、そこに住まうのは人間だけとは限らない。センサーやソフトウェアによって室内の状況を理解するスマート家電が増えれば、家族だけでなくペットの存在や行動まで認識しながら動作を変える製品は、今後さらに増えていくだろう。
ロボット掃除機と空気清浄機で「床」と「空気」を自動化
住宅のウェルネスを考えるとき、照明、温度、湿度、音、睡眠環境などと並んで重要になるのが室内空気質(IAQ:Indoor Air Quality)だ。
しかも空気は、照明やインテリアのように視覚で直接確認することが難しい。空気環境は目に見えず、その状態を直感的に把握しにくい。だからこそセンサーによる把握と自動制御との相性がよい。
ペットとの暮らしも同様である。毎日の抜け毛やニオイへの対応を人の家事として増やすのではなく、ロボット掃除機や空気清浄機が日常のなかで静かに処理していく。

「空気環境」も住宅が自動で整える時代へ
FP10は、一台の空気清浄機として見れば「ペット向け」という明快な特徴を持つ製品だ。
さらに、住宅全体という視点から見ると、ペットを含めた住人の状態に合わせて、目に見えない空気環境まで自動的に整えていくという、これからのスマートホームの方向性も感じさせる。
製品概要
- 製品名:「Dreame FP10」
- 発売日:2026年8月7日(金)
- メーカー希望小売価格: 89,800円(税込)
- 販売チャンネル:Amazon Dreame公式ストア
- 販売URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0H2YRX6G4

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