ワタリジャパン、HomesToLife新作ソファ4モデルを発表。日本仕様とスマート化でリビングを変える
取材/LWL online編集部
ワタリジャパンは、HomesToLifeブランドの新作ソファ4モデルを発表した。日本市場向けに企画・開発した「Japan Edition」の新モデル「SOYO(ソヨ)」を7月7日よりパートナー向けに受注開始するほか、「TRIO(トリオ)」および多機能ソファ「Homestage」シリーズを、2026年秋以降、全国の取扱店で順次展開する予定だ。
日本の暮らしに寄り添う「Japan Edition」と、ソファを進化させる「Homestage」
ワタリジャパンは、HomesToLifeブランドの新作ソファとして、「SOYO(ソヨ)」「TRIO(トリオ)」「Homestage LUX」「Homestage DJ」の4モデルを発表した。
今回の新作は、大きく2つの方向性から構成されている。ひとつは、日本の住空間や生活動線、日本人の体格に合わせて企画された「Japan Edition」。もうひとつは、ソファを単なる家具ではなく、音響、振動、充電、アプリ操作などを備えた「リラクゼーションデバイス」として捉える「Homestage」シリーズである。
LWL onlineの視点から注目したいのは、ソファという家具が、いよいよ「座るためのもの」から「リビング体験を設計するための装置」へと変化しつつある点だ。照明や音響、空調、映像が住空間の体験価値を左右するように、ソファもまた、くつろぎの質を決定づける重要なインターフェースになっている。
日本の住空間を前提にした「Japan Edition」
日本市場向けの「Japan Edition」は、日本の住宅事情に寄り添ったシリーズとして展開される。住空間に合わせて選びやすいサイズ設計、日本人の体格に配慮した42cmの座面高、搬入性を高めるノックダウン構造などを採用。都市部のマンションや限られたリビング空間でも導入しやすい仕様としている。
ソファは空間の中で大きな面積を占める家具である。デザイン性や座り心地だけでなく、搬入できるか、生活動線を妨げないか、掃除がしやすいかといった実用面も、日々の満足度を大きく左右する。Japan Editionは、そうした日本の住環境に即した現実的な視点から設計されたシリーズといえる。

SOYO:背もたれを動かし、座面奥行きを変えられるムービングバックソファ

「SOYO」は、背もたれを動かすことで座面奥行きを変えられるムービングバックソファだ。集中して座りたい時は背もたれを前に、ゆったりくつろぎたい時は奥に動かすことで、シーンに応じた座り心地を選べる。
背もたれは座ったままでもスムーズに動かすことができ、リビングでの過ごし方に合わせて手軽に姿勢を変えられる。読書や会話、映画鑑賞、休息など、一脚のソファで複数の使い方に対応する点が特徴だ。
アームクッションは角度調整に対応し、姿勢や過ごし方に合わせて身体にフィットする。カラーにはカーキマスタードのやわらかな色合いを採用し、空間に自然な温かみを添える。
参考価格は在庫モデルの幅184cmが278,000円、幅204cmが298,000円。いずれも税込価格となる。
TRIO:3つの「Zero」で省スペース性と快適性を両立


「TRIO」は、日本の住空間に合わせて省スペース性と快適性を両立した電動リクライニングソファだ。同モデルでは、3つの「Zero」を掲げるZ3テクノロジーを初搭載する。
ひとつ目は、脚高設計によってお掃除ロボットにも対応する「Zero Barrier」。ふたつ目は、足を心臓の高さより上げることで深いリラクゼーションをもたらす「Zero Gravity」。そして三つ目が、壁際に置いてもリクライニングしやすい「Zero Wall」である。
リクライニングソファは快適性の一方で、設置スペースや掃除のしにくさが課題になりやすい。TRIOはその課題に対して、限られた空間でも使いやすい電動ソファという方向から応えている。家具の快適性と生活動線の実用性を同時に考える、日本市場らしい設計といえる。
Homestage:ソファが「リラクゼーションデバイス」へと進化する
一方の「Homestage」はより明確に「スマートソファ」「多機能化」を打ち出した。
Bluetooth対応スピーカー、音響同期振動、Zero Gravityポジション、USB充電、ワイヤレス充電、収納、カップホルダーなどを備え、映画鑑賞や音楽鑑賞、リラックスタイムをより没入感のある体験へと高める。
ソファに音響や振動が組み合わされることで、映画や音楽は視聴するものから、身体で受け止める体験へと変わっていく。ホームシアターやリビングシアターの文脈においても、こうしたソファの進化は注目に値する。
従来、リビングの快適性は、テレビやスピーカー、照明、空調といった設備側から語られることが多かった。しかし、実際に人がもっとも長く身体を預けるのはソファである。そのソファが、音、振動、温熱、充電、操作性を備えることで、リビングの体験価値そのものを高める方向へ進んでいる。
LUXはアプリ操作やシートヒーターにも対応
「Homestage LUX」では、Bluetooth対応スピーカーや音響同期振動、USB充電、ワイヤレス充電などに加え、タッチパネル操作やアプリ操作にも対応する。
また、好みのポジションを記憶できるメモリ機能やシートヒーターも搭載し、上位モデルらしい快適性を備える。単なる多機能ソファではなく、日常のリラックスタイムを自分好みに調整できるパーソナルなリラクゼーション機器としての性格を強めている。

リビングの中心が家具から体験装置へ変わる
住宅のリビングは、テレビを見る場所、音楽を聴く場所、家族が集まる場所、ひとりで身体を休める場所として、多層的な役割を担っている。そこに置かれるソファが、音や振動、温熱、充電、操作性といった機能を備えることで、リビングそのものの体験価値も変化していく。
特にラグジュアリーな住空間では、単に高価な家具を置くことだけが価値ではない。身体をどう支えるか、視聴体験をどう高めるか、日々の休息をどう深めるか。そうした体験設計の視点が、家具選びにも求められるようになっている。
今回のHomesToLifeの新作4モデルは、日本の住空間に寄り添う実用性と、テクノロジーによる新しいリラクゼーション体験という、2つの方向性を示すコレクションといえる。
ワタリジャパンについて
ワタリジャパンは、世界50カ国以上でソファを展開する家具メーカー、HTL Internationalの日本法人。HTLは1976年に創業し、レザーのなめしから製品製造、物流までを一貫して手がける体制を構築してきた。
日本市場では約30年にわたり、住空間やライフスタイルに合わせたソファ提案を行っている。現在は「Domicil」「FaBBRica by Domicil」「Corium」「HomesToLife」などのブランドを展開し、デザイン性と快適性を兼ね備えたリビング提案を進めている。
HomesToLifeは、「暮らしをもっと心地よく。」をテーマに、快適性、機能性、デザインを融合したライフスタイルブランドである。日本市場向けのJapan Editionや、テクノロジーと快適性を融合したHomestageなど、暮らし方に応じたソファコレクションを展開している。
「SOYO」は2026年7月7日よりパートナー向け受注を開始。「TRIO」および「Homestage」シリーズは、2026年秋以降、全国の取扱店で順次展開される予定だ。
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