トーヨーキッチンスタイル「CORE|コア」発表・発売。パラレロシンク10周年のゼロ動線キッチン

 取材/LWL online編集部

トーヨーキッチンスタイルは、パラレロシンク誕生10周年を記念した新キッチン「CORE|コア」を発表した。調理動線をシンク内に集約する「ゼロ動線キッチン」の思想を受け継ぎながら、料理を楽しむための使いやすさと美しさを磨き上げたプレミアムスタンダードモデルである。

キッチンは、調理だけの設備ではなく、リビング、ダイニング、家族の会話、来客のもてなしまでを受け止める、住まいの中心である。COREは、その中心性を「使いやすさ」と「美しさ」の両面から磨き上げたキッチンといえる。

パラレロシンク10周年記念モデル CORE コア
パラレロシンク誕生10周年を記念して登場した「CORE|コア」

パラレロシンク10周年から生まれた新モデル「CORE|コア」

COREの核となるのは、トーヨーキッチンスタイル独自のパラレロシンクである。

パラレロシンクは、76cm四方の大型シンクにまな板とマルチプレートを組み合わせることで、シンクの中で調理作業を進められる構造を持つ。食材を洗い、切り、盛り付ける。その一連の作業をシンク内で完結できるため、調理台とシンクを行き来する必要が少なくなる。

CORE コア パラレロシンク搭載キッチンの俯瞰
76cm四方のパラレロシンクを搭載し、「洗う・切る・盛り付ける」をシンク内で完結させる

通常、キッチンでは「洗う場所」「切る場所」「加熱する場所」「盛り付ける場所」が横方向に分かれ、作業のたびに身体を移動させる。だが、パラレロシンクでは調理の中心がシンクに集約される。シンクとコンロ、食洗機の距離を近づけることで、キッチン内の横移動を抑え、料理中の負担を軽減するという考え方だ。

パラレロシンクによるゼロ動線キッチンの作業イメージ
パラレロシンクとコンロ、食洗機を近づけることで、キッチン内の移動を抑える「ゼロ動線キッチン」

トーヨーキッチンスタイルは、このスタイルを「ゼロ動線キッチン」と呼んできた。COREは、このゼロ動線の思想を受け継ぎながら、料理を楽しむための使いやすさに焦点を当てたプレミアムスタンダードモデルとして位置づけられる。

キッチンを「作業場」ではなく、暮らしの中心にする

COREが単なる新製品ではなく、キッチンの役割を再定義する製品であるという点に注目したい。

近年の住宅では、LDKを一体の空間として捉えるプランが一般化している。キッチンは壁際に隠される設備ではなく、リビングやダイニングとつながり、空間の印象を左右する存在になった。特にラグジュアリー邸宅では、キッチンの素材、照明、家具、収納、床材、アートとの関係まで含めて、空間全体の完成度が問われる。

COREの名称はまさにその「中心」を想起させる。料理をする場所であると同時に、家族が集まり、ゲストを迎え、食を通じて時間を共有する場所。キッチンを生活の核として捉えるトーヨーキッチンスタイルらしい提案である。

水面のような扉「CORE AQUA」とチタン研磨仕上げのワークトップ

デザイン面でも、COREは空間に置かれる家具のような存在感を意識している。

扉デザイン「CORE AQUA|コア アクア」は、穏やかな水面を思わせる鏡面仕上げを特徴とする。光や周囲の景色を静かに映し込み、キッチンに奥行きと透明感を与えるデザインだ。

素材には、熱・水・汚れに強いHPLを採用。カラーはアクアブラック、アクアグレーに加え、石目調のストーンダーク、木目調のフィールウッドダークを含む4種類を用意する。

ワークトップには、パラレロシンクを搭載したステンレス製の「Core Top|コアトップ」を採用。チタン研磨仕上げにより、傷やくもりを目立ちにくくし、金属でありながらシルクのような手触りを持たせているという。扉の前面・側面と段差なく一体化させることで、キッチン全体をひとつの塊として見せる意匠も特徴だ。

CORE コアのパラレロシンクとステンレスワークトップ
パラレロシンクを搭載したステンレス製ワークトップ。機能性と意匠性を両立する

さらに、CORE専用の「A Handle|Aハンドル」や、キッチン全体を床から浮かせる脚構造「Core AF|コアエアフロー」も採用する。エアフロー構造は、トーヨーキッチンスタイルの象徴的なディテールのひとつでもある。床からキッチンを浮かせることで足元に軽やかさを生み、同時に湿気やハウスダストの滞留を抑え、清掃性にも配慮する。

CORE コア専用Aハンドルのディテール
COREのためにデザインされた「A Handle|Aハンドル」。クロームメッキ仕上げの立体的なフォルムが特徴
CORE コアのエアフロー脚部
キッチン全体を床から浮かせる「Core AF|コアエアフロー」。軽やかな印象と清掃性をもたらす

空間に合わせて選べるレイアウトと収納

COREでは、キッチンレイアウトとして両面収納の「C-LAND」、片面収納の「I-LAND」、背面をカウンター形状とした「I-LANDカウンター」の3種類を用意する。幅は169cmから274cmまで、15cm単位の8サイズを展開。住まいの広さや間取り、収納ニーズに合わせて選べる構成となっている。

CORE コアと収納を組み合わせたキッチン空間
キッチン本体と収納をトータルでコーディネートできる「CORE Storage|コア収納」

また、キッチン本体だけでなく、収納まで含めて空間全体をコーディネートできる「Core Storage|コア収納」も展開する。カウンター、ウォールユニット、トール収納などを組み合わせることで、見せる部分と隠す部分を整理し、キッチンまわりの美しさと使いやすさを両立させる。

CORE コアの跳ね上げ式収納 Wing Tip
目線の高さで使える跳ね上げ式収納「Wing Tip|ウィングチップ」。扉を開けたままでも視界や動線を妨げにくい

目線の高さで使える跳ね上げ式収納「Wing Tip|ウィングチップ」も用意。通常の吊り戸棚より低い位置に設けることで、手が届きやすく、扉を開けたままでも視界や動線を妨げにくい。キッチン本体のゼロ動線と組み合わせることで、調理、収納、片付けまでをより滑らかにつなげる提案だ。

料理を楽しむための住宅設備へ

移動が少なく、必要なものに自然に手が届き、作業の流れが途切れないことは、料理する人の身体的な負担を減らすだけでなく、料理そのものを楽しむ余白にもつながる。

特に、住まいの中でキッチンが開かれた場所になった現在、そこで求められるのは、機能と美しさの両立である。ラグジュアリー邸宅におけるキッチンは、調理設備であり、家具であり、コミュニケーションの場であり、時にはゲストを迎えるステージでもある。

COREは、パラレロシンクの10年を背景に、トーヨーキッチンスタイルが積み重ねてきたゼロ動線の思想を、現代の住空間に向けて再構成したキッチンといえる。料理を負担から楽しみへと変え、キッチンを住まいの中心へと引き戻す。その意味で、COREは住宅設備の新製品であると同時に、暮らし方そのものへの提案でもある。

製品概要/CORE収納セットフェア・新製品発表会情報

  • 製品名:CORE|コア
  • 発売:2026年7月3日
  • 掲載例価格:1,323,300円
  • 掲載例サイズ:C-LAND W1,840×D900
  • 収納掲載例価格:1,294,700円
  • 収納掲載例サイズ:カウンター W1,540×D670、ウィングチップ W1,540×D430、トール収納 W640×D430
  • 備考:価格はいずれも税込。食洗機、加熱機器、水栓、レンジフード、スペーサー、補助ハンドル、施工費用などは別途。
  • また、発売を記念して「CORE 収納セットフェア」も開催される。CORE購入時に、対象収納を10%OFFの優待価格で購入できる内容で、期間は2026年7月3日から2027年1月17日まで。対象はCORE収納、iNO収納、オーランド、マイアミとなる。
  • 新製品発表に伴い、2026年7月17日には全国のトーヨーキッチンスタイルショールームで新製品発表会も開催される予定だ。

公式サイト

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    LWL online 編集部

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